算数 頻出問題オールチェック(10)
中学入試の算数では、この問題を落とすと周りのライバルと大きな差がつくという「合否を左右する問題」が必ずあります。
そして、そのような問題の多くに、明確な解法やPOINTが存在します。
入試本番で出題された場合、絶対に落とすことができない基本から標準的な問題を定期的に紹介していきますので、是非マスターしてください。
【出題校:慶應義塾普通部】
同じ大きさのおはじきが8個あります。そのうちの4個が黒色、3個が青色、1個が赤色です。
8個のおはじきを3個と5個に分けるとき、その分け方は何通りありますか。
<POINT>
一方のグループが確定すると、残りの分け方が決まります。
つまり、3個のグループもしくは5個のグループどちらかが決まると、残りのグループは自動的に確定します。
※数が少ないグループから決めます。
【解答・解説】
3個のグループの分け方
① 3つ同じ色
(すべて黒 すべて青)
② 2つ同じ色
(黒黒青 黒黒赤 青青赤 青青黒)
③ すべて異なる
(黒青赤)
したがって、分け方は2+4+1=7通り