<小1(新小2)>SAPIX 新学年組み分けテスト
SAPIXの小学部にも、通い始めて早1年が経とうとしています。
はじめての記事ですが、時系列でふりかえるよりも、身近なものから書いてみようと思います。
「新学年組分けテスト」は完全な実力テスト」
年に数回あるテストの中で、クラス昇降があるテストが3回。年始早々、まだ学校もはじまらない1/8の早朝から、「小学1年生」たちが、来年からのクラスが決定されるテストを受けに木枯らしの中、SAPIXのビルに吸い込まれていく姿は異様な光景だなぁ…と思ってしまった。(その中の一人にさせているのはまぎれもない私なのだが…)
今回の組分けテストは、算数・国語 各20分。SAPIXは、小1&2は冬期講習の準備がないので、2023/12月の3週目の授業ぶり。ちなみに、1/末には、このテストとは別に、「復習テスト」という1/3年分のテキストからという出題範囲の決まったテストが授業枠の中であるので(こちらはクラス昇降に影響なし)、今月は2回もSAPIXのテストを子どもたちは受けることになる。
年4回の組分けテスト
組み分けテストは年4回。入塾テストもいれると5回受けたことになる。
・1月入塾テスト
・5月組分けテスト
・7月組分けテスト
・10月確認テスト ※出題範囲あり
・1月組分けテスト
この他にクラス昇降に影響ないテストが、あと3回。
・5月確認テスト ※出題範囲あり
・7月復習テスト ※出題範囲あり
・1月末確認テスト ※出題範囲あり
クラス昇降は小1にも響く
四谷大塚とSAPIXの一番の違いは、小1でもクラス昇降があるということ。(私が併用を決めたポイントでもある。)
順位をつけることを避けるような世の中の風潮に、さらにコロナで運動会なども満足に経験していない息子は、順位づけられる経験が皆無だったこともあり、クラス昇降や表彰制度は経験させてあげたいなと思ってSAPIXに併用することに決めた。
「お受験のお勉強」の貯金がある年長の息子にとって、四谷大塚/ワセアカの入塾テスト同様にSAPIXの入塾テストも、調子に乗れるほど「よゆうのよっちゃん〜」だった。(ほぼほぼ満点、字が汚くて失点…程度。)クラス分けのあるSAPIXでは、最上位クラスからのスタートではじまった。
そこからの1年。
・1月入塾テスト <最上位クラス>
・5月組分けテスト <2ランクダウン>
・7月組分けテスト <1ランクダウン>
・10月確認テスト <キープ あと1点で1ランクアップ>
絵に描いたような滑り台を滑り降りた。笑!
本人は気にしないんだろうな?と思っていたけど、クラスが変わるごとに大号泣…!!10月の確認テストに至っては、クラスでは1番点数が良かったと賞状をもらっているのに、テスト返却の日には号泣のままクラスから出てきた…。
1月組分けテスト結果
SAPIXのテスト結果は速報でweb上に届くが、答案返却とクラス昇降は授業内に行われる。さて、2月の新小2のクラスはどこになったのか…また、泣いて出てくるのか…笑。
結果:「最上位クラス」に返り咲いてルンルンで出てきた。
まとめ
何より、私がSAPIXに求めた「クラス昇降」の特性を偶然にも?思惑通り?息子が余すところなく経験してくれたことに大満足している。
・クラス昇降があると、勉強を嫌いになってしまう
・宿題に追われると、勉強を嫌いになってしまう
この理由から、1年生ではクラス昇降はしないという四谷大塚とワセアカがあるので、クラス昇降でめげてしまった場合は高学年へ向けては四谷大塚へシフトすればいいかな、という考えだった。
結果として、クラスが下がり大号泣し、弱音をはいてみたり、予習復習をがんばってみたり、好きな漢字とかけ算だけに没頭してみたり、ちょっと休んでみたり、紆余曲折ありながらも、元の鞘に収まる形で新小2のスタートとなることになった。
いつ辞めてもいいよ、と伝えている上で、息子は「SAPIX "も"楽しい!」と言い、思いの外、当落によって鼓舞されるタイプに育ってきたので、このまま小2もSAPIX継続で進めることとします。