部下の成長を信じ、「大丈夫、できるようになるから」と言い続けた
理解力が高く、新しいことをすぐに習得できる人と何度も説明したり、何度もその作業や仕事をしても習得に時間がかかる人がいます。
そんな人を教えたり、面倒をみていると
なんでこんなことができないのか!
イライラしたり、怒鳴りたくなってしまいますよね
でもここが肝心なところです
そんなときに、あなたは、その人のことをどう思っていますか?
この人は、ダメだ、使えない!
どうせできないから教える時間が無駄!
そう思ってませんか?
残念ながらそう思ってしまうと、相手は、その通りになってしまう可能性が高いです。私の経験では、80%の確率でそうなってます。
ピグマリオン効果をご存知ですか?
アメリカの教育心理学者ローゼンタールにより提唱された効果で
「他者から期待されることにより成長が促進させる」こと
ローゼンタールがおこなった実験
学校の先生に成績に関係なく無作為に選んだ生徒達について知能テストで優秀な結果が出ており更に今後学力が伸びると伝えた。
先生は、その生徒達は、成績があがると思って接していた。
そして、その生徒は、他の生徒達より実際に成績が良かった。
相手に対して期待を持って接することで、相手も期待されていることを感じ成長が促させる。
これとは逆に、こいつは、駄目だ、見込みなしと思ってしまうとその通りなることを、ゴーレム効果という。
できる部下と仕事する場合は、できて当たり前なのです
しかしながら、できる部下は少ないのです
だからこそ部下の成長を信じて一緒に仕事していくことで育てていくことが大切になります。
他部署で厄介者扱いされている人が自分の部署にまわってきたときには?
先入観を抱かないで、できるようになると信じて接すること
いいところを探して伝えること
自分と違うことは、個性と思い、多様性がひろがったと思うこと
直して欲しい短所は、じっくり話し合うこと
そして信じられないほど期待外れなパフォーマンスだったとしても
大きなミスをやらかしても
接していて血液が逆流するような感覚に陥っても
ときには声を荒げてしまうことがあったとしても
この人は、できるようになると信じることをおすすめします。
何故ならば、パフォーマンスの低い人に駄目なヤツと思い込んで接するとさらにパフォーマンスが落ちるからです。
部下を信じて今よりもパフォーマンスが上がればいいじゃないですか‼️
ゴーレム効果になるのは、もったいないです‼️
わたしの部下になったAさんは、前部署では、レッテルを貼られて仕事が与えられてませんでした。
そんなAさんに
「大丈夫です、できるようになります」
と言い続けました。
そしたら、パフォーマンスがあがり、前の部署と比べてAさんは、10倍以上の仕事量を担い、いきいきと働いてます(^^)/
いやぁ~ ピグマリオン効果すごいですね!
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