ナガタスタンダード上官

何を書いても読まれない人

ナガタスタンダード上官

何を書いても読まれない人

マガジン

  • 上官の台本

    主にコントの台本を書いています。シュールだったり言葉遊びだったり色々です。

最近の記事

THE ROB CARLTON 18F「THE STUBBORNS」感想

頭を空っぽにして、バカバカしいものを観てケラケラ笑う昨今のお笑いも大好きだけどたまには、ほう、なるほど、こう来たか、とニヤッと笑える知的なコメディーを欲していたので、数年振りにロブカーロトンの本公演を観に行った。 ロブカールトンは京都の拠点とするコメディー小劇団で、何度か観劇をしたことがあり、ワンシチュエーションのシットコム持ち味の劇団である。 本公演のTHE STUBBORNS、舞台は会議室のような場所で、男2人女1人の外国人3人(演者は日本人男性3人)が、会社の威信を賭

    • 漫才『結婚式に呼ばれた時用の漫才』

      「僕が新郎の友人の〇〇で。」 「僕が新郎の友人の△△です。」 「新郎との関係性だけでも覚えて下さい。」 「我々の名前を覚えて欲しいとこなんですけどね。」 「新郎新婦の事知ってるよーっていう方どれぐらいいますか?」 「全員知ってるよ。知らない人がいたら部外者だよ。新郎の□□くんとは何か思い出ありますか?」 「思い出はいっぱいありますよ。あっそう言えばこの間スーパーに行った時 、あれ?□□くんがいて、こんなとこで会うんだなーもう学生以来で久しぶりだけど全然変わってないなーって思っ

      ¥100
      • ショート漫才『怖い話』

        「1人増えてるっていう怖い話なんだけど。」 「えーもう怖いじゃん。」 「小学校の頃、遠足の班分けで4人組を作るように言われて、仲の良い人同士4人、4人、4人、4人って班を分けていったんだよ。そしたら、クラスであまり仲の良い人がいなかった僕1人が余ったんだよね。そしたら、担任の先生が誰かに入れてもらえって言うから、既に出来てる班に入れてもらったんだよ。でも遠足の当日、班の4人から「あれー1人多くない?」ってずっと無視されて、写真撮るときも僕だけ外されたんだよ。怖くない?」 「そ

        • コント『自転車盗難』

          「そしたら駐輪場に停めてあった自転車が無くなってたんですよ。」 「そうですか。その時自転車の鍵はしてましたか?」 「はい。」 「どういう形の鍵ですか?」 「えーっと…こう…ガシャンってするような…あっちょうどあそこに停まってる自転車と同じような鍵です。」 「シリンダー式ですね。自転車の色は?」 「緑です。」 「どんな感じの緑ですか?」 「どちらかと言うと濃い緑で…んーあっちょうどあそこに停まってる自転車と同じ色です。」 「あんな感じの色ですね。他に何か特徴はありますか?」 「

          ¥100

        THE ROB CARLTON 18F「THE STUBBORNS」感想

        マガジン

        • 上官の台本
          33本

        記事

          ピンネタ『学級会』

          学級会を始めます。 このマーク見たことある人いるかな (黒板に®を書く) ほぼ全員だね。 じゃあこのマークの意味知ってるよーって人 はい山田さん。 そう商標登録だね。 商標登録は会社のマークとか商品名とかに付けられてて、真似してたり、誰か知らない人がこのマーク勝手に使っちゃダメですよーって言えるようにしたものね。 そう山田さん、特許庁に登録してもらうのね。 で、ここから大事な話。 この中に先生の名前を商標登録した人がいます。 (教室がザワザワする) ザワザワしない、ザワザワ

          ¥100

          ピンネタ『学級会』

          ¥100

          コント『飲み会』

          部下「上司さん 上司さん ちょっと良いですか?」 上司「何?上司に上司さんはおかしいだろ」 部下「上司 ちょっとお話良いですか?」 上司「いや二重敬語じゃなくてさ あなたに対して上司はあなた以外全員なんだからみんなこっち向いちゃったよ 何?話って」 部下「来週の金曜日京橋で飲み会を開催するって聞いたんですけど 僕も参加して良いですか」 上司「もちろん良いよ そういえば去年入社した時はご時世的にで飲み会とか出来なかったから今回は1年越しの歓迎会だな そういえば飲めるっけ?」 部

          ¥100

          コント『飲み会』

          ¥100

          コント『落とし物』

          警察「すみません。」 おばあさん「あら御苦労様です どうされたんですか?」 警察「最近この辺りで盗難被害が多発していて、ちょっとお話を聞かせていただきたいんですけども。」 おばあさん「はい。」 警察「そこの川沿いの果実園で被害に遭われてましてね、この桃がそうなんですけど。」 おばあさん「あっ…えー あっそうなんですかー」 警察「見たことないですよね。」 おばあさん「いやー見たことないですねー!こんな大きな桃!」 警察「え?この写真だけで大きさ分かりましたか?」 おばあさん「え

          ¥100

          コント『落とし物』

          ¥100

          漫才『寿司』

          「苦手な食べ物ある?」 「んー魚全般苦手だなー」 「えーじゃあ寿司とかダメだね」 「あー寿司はモノによるかな 例えば光り物以外なら何とかいけるわ」 「サバとかコハダとかだめなんだね じゃあイカは大丈夫?」 「あーイカは苦手だな ホタルイカなら大丈夫」 「どう違うんだよ 卵は?」 「卵は苦手というかめんどくさい」 「面倒?イクラは?」 「軍艦がそもそも苦手だなー」 「軍艦全部ダメ?じゃあかっぱ巻きとか?」 「巻き寿司は何とかいけるかなー」 「あのさ 寿司握る話してない?」 「そ

          ¥100

          コント『ペット葬』

          係員、電話をしている。 係員「はい、金魚ですね。もちろんペットなら何でもお受けします。お待ちしております。」 係員、電話を切る。 係員「いやーここまでペットの種類が増えると、ペットの葬儀も大変だな。」 客、登場。 係員「こんにちは。」 客「すみません…昨夜うちのマンボちゃんが亡くなって…」 係員「そうですか。こちらにお掛け下さい。マンボちゃんは今どちらに?」 客「ここです」 係員「この箱の中に眠っているのですね。お顔を見させてもらっていいですか?」 客「はい」 係員「これロボ

          ¥100

          コント『ペット葬』

          ¥100

          コント『別れ話』

          「もしもし」 「もしもし どうしたの?あなたから電話って珍しいね」 「あのさもうこの関係終わりにしよう もう疲れたよ」 「えっ?何急に 何終わりにしようって」 「電話掛けても繋がらないじゃん」 「それはごめんなさい ちゃんと直すから」 「何回も聞いたよ でも全然直らないじゃん だからさ インターネット回線解約しようと思って」 「ちょっと待ってよ 私達来月記念日だよ」 「契約更新日のこと記念日って言うなよ」 「誕生日プレゼントたくさんあげたじゃん」 「あーポイントか」 「今なら

          ¥100

          コント『別れ話』

          ¥100

          Twitterのリプでめちゃくちゃスベった話

          『ツッコミのいないボケはただのバカだ』という自分のお笑いのセオリーがあるのだが、先日思い切りそのバカを見てしまった出来事があった。 長年相互フォローをしている人が仕事の話なのか「誰か家の設計の練習台になってくれないかな」とツイートをして、そのツイートに対し「ちょっと敷居が高いな」とリプを送った。 「敷居が高い」はハードルが高いという意味の慣用句であり、文字通り戸のレールとなる部分の建築部材のことであるから、慣用句を具現化したオーソドックスなパターンのネタリプだ。 しかも相手

          Twitterのリプでめちゃくちゃスベった話

          コント「問題の多い料理店」

          「いらっしゃいませ ご予約はされていますか?」 「いいえ」 「レビューサイトでのご予約もされていませんか?」 「してないです」 「何名様でしょうか?」 「1人です」 「後からご来店されるお連れ様はいらっしゃいますか?」 「いいえ」 「店内でお召し上がりですか?」 「はい」 「カウンター席でもよろしいでしょうか?」 「どこでもいいです」 「カウンター席は背もたれの無いタイプのイス いわゆるカウンタースツールでのご着席となりますがよろしいでしょうか?」 「はい」 「全店禁煙とな

          ¥100

          コント「問題の多い料理店」

          ¥100

          上官

          上官(じょうかん、1989年10月13日 - )は日本のただの人である。 本名     非公開 生年月日   1989年10月13日(金曜日で仏滅) 出身地    大阪府 血液型    A型 言語     日本語 方言     関西弁 共通語 学歴     大阪府内の建築系専門学校 略歴 1989年10月13日の金曜日仏滅生まれ。大阪府に生まれる。父は長崎市出身、母は鹿児島県奄美大島出身。4歳下の妹がいる。 幼少時から身体が病弱で就学前は、ほとんど病院で過ごしていた。内気

          コント『普通の日本人』

          「この前言ってた面接どうなった?」 「あーあそこ?これ見てよ。」 「この度は、弊社の中途採用試験にご応募いただきましてありがとうございました。どういたしまして。」 「返事いらねぇよ。」 「慎重に選考を致した結果、今回はお見送りさせて頂きました。やったな見送られだぞ。」 「ダメじゃん。」 「今後のご活躍をお祈りします。やったなお前期待されてんぞ。」 「落ちたんだよ。」 「え?」 「知らねぇのかお祈りメールって」 「ご利益ある?」 「ねぇよ。ストレートに落ちたって言うと角が立つか

          ¥100

          コント『普通の日本人』

          ¥100

          コント「殺人事件」

          第一発見者「あっ血を流して倒れてる 息はある 心臓も動いてる 誰か救急車!」 傍観者A「どうしたの こんな夜中に キャーーー」 わらわらと人が集まってくる 傍観者B「どうした?」 傍観者C「これは殺人ね」 第一発見者「まだ生きてるよ」 傍観者C「この部屋には彼1人、第一発見者がこの部屋に入れたということは鍵が掛けられていなかった」 第一発見者「勝手に推理しないで」 警察「警察です 事件と事故の両面で見ましょう」 第一発見者「警察早いよ まず救急車呼んで まだ助かるから」 検察

          ¥100

          コント「殺人事件」

          ¥100

          コント「リモート授業」

          生徒「さっき数学の先生からメール来たな あーリモート授業か このURLの動画を見て試験に活かすように 試験あるんだなー まぁ観てみようかな」 先生「はい こんにちは数学教師の吉永ーーです!ヨシヨシ!」 SE シャキーン 生徒「えっ!吉永先生YouTuberだったの?わー変な汗出たわ でも試験あるから観よ」 先生「今日は三平方の定理をやっていきたいと思いまーす」 SE デデン 先生「三平方の定理が一体何なのかを直角三角形を使って解説していきまーす 見えますかね」 生徒「美容系Y

          ¥100

          コント「リモート授業」

          ¥100