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怒られた数だけ、アポロチョコを。 

息子は、1日に怒られた分だけ
アポロチョコを食べる。
一粒一粒には、

よく頑張ったね。
よく耐えたね。

の気持ちが入っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・

息子は学校から、足が遠のき始め、
休みがちに。
行けそうな時間だけ、行って見たり。

先生が怒るから、行きたくない。
クラスの子が怒られているのも辛い。
だから嫌になってしまったらしい。

ですよね。

と思う私。

まぁ、怒る声が頻繁に響き渡る環境が
良いとは思わなし、
脳が成長するときに、その成長阻害要因に
なる環境であれば、むしろ
行かない方がいいしね。

とそこは全然良いのだが。

しかし、それでも、まだ学校を完全に
諦めたくない。
同世代が集まるその場所には、
そこにしかない何か面白いものを
見つけられる可能性が詰まっている。
いじめられていた私ですら、
学校は100%嫌な事ばかりではなかった。
(100%嫌な場合、本当に行かない方がいい)

先生に息子の実態を伝えるか…
それは、得策か。
ぐるぐるぐるぐる考えに考えた。

いやまて、仮に先生が意識的に
改善してくれたとしても、
来年の先生は?
再来年の先生は?
毎年、頭を下げて先生のやり方を
変えてくださいとお願いして周り、
私が子どもを守り続けるのか?

学校はなんの為に行く?
社会の中で生き抜く力をつける為だと
私は思っている。

社会に出たら、理不尽に咜りつけてくる
大人は必ずいる。

その中で、生きる力とは。

幸い、息子の担任の先生は
確かによく怒るし、
怒るとめちゃ怖いけど
人格否定をするような怒り方ではないし、
理不尽でもない。

怒られ練習をするには、最高の先生かも
しれない。

これはいい。
よし、トレーニングだ。

さて、息子の怒られ慣れトレーニング
のメニューはどうするか。

考えに考えてまくり、

怒られたら、ラッキーと思えたら
乗り越えやすくなるのでは。

という考えに至った。

ならば、息子の大好きなものと、
ダッグを組ませたら。

そう、お菓子だ!
チョコレートなんて最高!

そんな訳で、
彼は、家に帰ってきたら、
学校で先生が怒った回数分、
アポロチョコを取り出して食べる事ができる。
たくさん怒られてもいいように
どっさりのアポロチョコを買い込み、
ガラスの瓶に詰めてある。
見える化ってやつ。

その日から、
学校に行ける日の朝、、
出かける前の声かけは、

今日は先生、何回怒るかね~?
楽しみだね~♪
10回は、怒ってほしいよね~。

さて、この方法で
彼は怒られマスターになれるのか。

楽しみである。






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