食のドクター助食師 誕生story DAY16 私の一番好きな人
一番大切な人は誰ですか?と聞いて、
私が思いつくのは、
仕事大好き人間なので、仕事で知り合う人達、ご縁を頂いている人達、
そして同級生や友人、恋人やメンターやビジネスパートナーが
思い浮かびます。
薄情なことに、家族や子ども、親に対しては
あまり大切という感覚はなくて、
空気のように、生きるためにいてくれないと呼吸ができない存在なので、
カテゴリーが違う感覚。
大切な人。。
仕事大好き人間の私の前世だという スジャータ の存在を
書いてみたいと思います。
スジャータの施しから生まれたブッダの悟り
ブッダは断食の苦行をやめ、村の娘スジャータから乳粥の施しを受け、再び瞑想の座につくことができたと言われています。
私はこのスジャータの話しから、「人は何のために生きるのか?」
ということを考えることがあります。
ブッダは六年間の断食、呼吸の制御だけでなく数々の苦行の末、
何を求めたのか、
何が幸せなのか。。
と修行に励んだと思いますが、
「健康な体と心を持ち合わせていなければ、悟りを啓くことは不可能だ」
として、衰弱して倒れた時に、
近くの村の娘だったスジャータから乳粥の施しを受け、
気力と体力を回復し瞑想の座につきました。
そして、その瞑想においてブッダは次の言葉を言ったといわれています。
「無知の中で100年生きるより、真理の中で1日生きる方がいい」
食の仕事を自分がプレーヤーから伝える立場にシフトした時に、教えていただいたスジャータの存在。食の大切さと生きることの意味と人は何のために生きるのかを毎日自問自答する中で
このスジャータはなくてはならない存在であったこと。
実在する人ではないかも知れないけれど
今の仕事に導いてくれた一番感謝している人が
一番大切な人でも間違いじゃないよね。。
12月8日はブッダが悟りを啓かれた日です。
ブッダの心境に思いを馳せようと思います。