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ドイツの税関ZOLLの洗礼を受けてきた

こんにちは!ぴやちゃんです。
ブログの時系列はさておき、note執筆欲があるうちにホットな話題を記録しておきます。

私は12月にイギリスへ入国後、1月にドイツ入りし、住民登録を終えて今現在デュッセルドルフの近くの街に住んでいます。(ビザ申請中)
出国時は経由国(イギリス)にどのくらい滞在し、ドイツに入国できるのかが未定だったためスーツケース1つとバックパック1つの身軽な荷物で渡航した私。特に冬物はかさばりまくるので国際郵便を使って引っ越し荷物をドイツへ送りました!
送ったのは段ボール大1つとスーツケース小1つです。

国際郵便で荷物を送る時に気をつけたこと

私はあらかじめ用意していた荷物を田舎に住む実家の母に代理で送ってもらいました。その際便利だったのが国際郵便マイページ。web上で作成した伝票のPDFを実家の母に送り、印刷してもらって荷物とともに郵便局に持っていってもらいました。特に早く届いて欲しい訳ではなかったので航空便を選択しましたが、荷物2つのうちの段ボールの方は大きさが規定外だったため結局EMSで送ることになったみたいです。
伝票を作成するときはいろんな方のブログやツイートを参考にし、私が実施したことはこちら。

・Gift(贈答品)にチェック
・万が一荷物が届かない場合は「速やかに返送する」にチェック
・服は「USED」と記入し1〜100円で記載
・新品のものは詳細記載欄に「Gift:●●」、私用は「Personaluse:●●」と記入
・化粧品はAllalcholfreeproductsと記入
・食品の価格も安く記入

税関が厳しいことで有名なドイツ。(知らなかった)
果たして私の荷物は無事に届くであろうか。

郵便追跡サービスとDHLで毎日状況を確認

母が荷物を送った後は、日本郵便の郵便追跡サービスとDHL.DEのホームページ内にある追跡サービスを利用して毎日配送状況を確認しました。結果、EMSも航空便もどちらもほぼ同日にドイツへ入国。(EMSのEはExpressのEじゃないの?)

こちらがその時の追跡ページです。

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近くまで来ていたようでしたが、どうやらどちらもZoll(ツォル)という地方税関で足止めされている模様。散々諸先輩方のブログで読んでいたことがついに我が身にも。恐れていたことが起こりました。


荷物を受け取りにZollへ

数日後、Zollからこのような手紙が届きました。

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14日以内に取りに来てということだったので電話し、受け取りに行きます。

Twitter上やステイ先の家族からの情報で
・外国人である私がドイツに滞在している証拠(理由)を提示した方がいい
・引っ越しの荷物だということを主張した方がいい
という意見があり、中には“1年間日本にいたことを証明するための書類”(賃貸借契約書や携帯代がわかるもの、給与明細など)が必要だと言われ、1年間分その場で印刷したという情報も!!もちろん、特に何も確認されず中身もスルーされて受け取れたという方もいました。

担当の人によるというのはドイツあるあるのようですね。念には念をということで

・ドイツでの住民登録票
・記入済みのビザ申請用紙をコビーしたもの
・確定申告の控え(スマホ内)
・給与明細(スマホ内)
・預金通帳(日本の)
・マイナンバーカード(日本の)
・国民保険証(日本の)

を用意し、Zollへ向かいました。
ステイ先のパパさんと向かいましたが、コロナ禍ということもあり中に入れるのは1人だけ。英語と、Google翻訳を使用してやり取りをしました。

本人確認と、“ドイツに滞在している証拠”を求められたため、住民登録票を提示すると”パーフェクト!”と言われてパスしました。(盛ってない)
その後”引越しに伴う荷物である”ことを確認されました。
そして段ボール・スーツケースともに担当の方の立ち合いのもと、中身を開けて一緒に確認しました。この時中身を詳細に記載した紙などは全く確認されませんでした。


さようなら、愛しのうまかっちゃん。
暴れなさんなよ、サロンシャンプー。

まず初めに頑丈に梱包された段ボールの箱を開けてびっくり。
さらに段ボールが出てきた。
自分でも想定外だったので失笑しているとスタッフさんも微笑んでいました。この時、優しい担当者さんに当たったかなぁ♪なんて考えていましたが自分の考えは甘かったです。

さて、本命の段ボールを開けてびっくり。中でサロンシャンプーの詰め替えパウチが暴れているじゃありませんか。当然ありとあらゆるものがベトベト。
幸い、全て部類ごとに包装していたので実害はありませんでしたが、クッション材代わりにクルクルと丸めて入れていたアウター2着にシャンプーがついていたので帰宅後の洗濯を余儀なくされました。

担当の方は「よくあることよ」と余裕の笑みを見せ、容赦なく中身を確認していきました。

はじかれたのは
・インスタントヌードルうまかっちゃん✖️2
・プチッと鍋 キムチ味
・醤油
・ドレッシング
うまかっちゃんとはこちらです。

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パッケージのチャーシューを指差し
「これ肉が入ってるでしょ?」と聞かれました。
「これはトッピングの例であって、実際は入ってない」と伝えましたが
このスープの色はチキンかポーク(キリッ)」と断定され、「粉末でもお肉はだめ」と没収されました。厳しい。めちゃくちゃ厳しい・・・。というかこの人、豚骨ラーメン知っとんなこれ…。

さようなら、福岡限定の辛子高菜味うまかっちゃん…。私は故郷を感じることなく生活しなければならないのですね…。(大袈裟)

プチッと鍋のキムチ鍋も「肉が入ってる」と指摘されましたが、これは白菜!!肉入ってない!!!!と強気に答えセーフ。ドレッシングと醤油は成分を聞かれて答えるとセーフでした。
これも後日知りましたが、パッケージに肉が入っていることがわかるものは没収の対象になる模様でした。

結局、少し荷物を没収されましたが追加料金がかかることもなく無事に荷物を受け取ることができました。

最後に

実はこれは初めてではないZollの洗礼。
というのも入国前にステイ先に私の荷物を送っていたのですが、一度返送され日本に帰ってきていたのです。
その時の失敗はズバリこれ。

●ギフトではなく販売品にチェックがついていた(アホすぎる凡ミス)
●割と馬鹿正直に料金を書いていた
●自分宛にしていたがまだ入国していなかった

パパさんが荷物を取りに行ってくださり、これから来る日本人の引っ越しの荷物だと事情を説明してくださったのですが、なんで本人が来ないの?こんな時期に長期滞在の入国ができるわけ?嘘言わないで、と信じてもらえなかったようです(涙)
今回は自分で荷物が受け取れるし、料金も低く書いてるし、多少料金を支払ってもいいからなんとしてでも荷物を受け取るぞ〜〜!の精神だったので無事に終わってホッとしています。
シャンプーは結構頑丈に包装していましたが、2度の往復で気圧に負けたんでしょうね…。多分2度目の出国の際、国税交換局で段ボールin段ボール仕様になったのだと思います。以上、私のzoll体験記でした。


これを見ている方がドイツに荷物を送る際、Zollのお世話にならないことを祈っております。それではまた〜。





あ、そういえばZollで完全にスルーされ、入国できたソウルフードがありました。こちらです。

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