塾に転職して5ヶ月が経過しました
はじめに
まずはじめに、以下は私個人の意見であり、所属する塾の総意ではないということを断っておきます。
あと、まだ5ヶ月しか経っていないので、大したことは書いていない日記のようなものです。流し読みでも良いので、最後まで読んでいただけると幸いです。
前回記事「塾に転職して2ヶ月が経過しました」では、思いの外の反響、ありがとうございました!正直ここでだいたい言いたいことを言っちゃったのですが、改めてかいていこうと思います。
やっぱり掃除が大事
実は、先月体調がやはり安定せず、生徒の夏休み期間中(夏期の講習・復習)に合わせて少しだけお休みを頂いていました。
夏期中は、通常に加えてコマ数を増やす生徒が大半だったり、部活引退に伴って3年生の入塾が増えます。よって、忙しくなるので仕方がない部分もあるのですが、私が少し抜けた少しだけの間に教室が明らかに汚くなってる…
とりあえず、トイレと玄関と机を磨き直しました。
机に至っては、鉛筆で黒くなったり落書きされている箇所もあったので、激落ちくんで磨きます。すごい取れます。
自習の生徒が増えた?
ただ、見ない間に放課後直で塾に来たり、コマのあとに残って自習する生徒が少し増えていました。ちょうど、模試も毎月のようにあり、過去問の質問とかも増えました。
昨日は、社会の過去問で「メディアリテラシー」と「情報リテラシー」の違いについて突然聞かれて、少し面食らいましたがw
ある程度、自習の生徒が定着すれば、芋づる式に普段残らない生徒にも危機感をあおれるので良い傾向だと思います。
30点生徒を平均点まで引き上げるメソッド
同じ30点を上げるにしても、平均点以下の生徒を30点引き上げて平均点付近に引き上げるのと、すでに平均以上の生徒を30点引き上げて上位に持っていくのではまったくと言っていいほどアプローチが変わっています。
また、ポテンシャル(説明されたことへの理解力)はあるのに、伸び悩んでいる子に関しては、「勉強法」あるいは「ノート(解答のつくりかた)」に問題がある生徒が大半なので、まずはそのへんを見極めて軌道修正して上げる必要があります。
特に教えることの多い「数学」「英語」「理科」で思うところをかいていきます。
数学
圧倒的に多いのは、途中計算をかくのをめんどくさがる生徒です。
問題に対して答えだけだと、生徒自身・先生が見直しをするときどこで間違えたのか確認が不可能です。ケアレスミスなのか、そもそも考え方に誤りがあるのか…
とくに途中計算をかかない生徒は、途中計算や考え方もテストの解答に必要な問題は出た瞬間に詰んじゃいます。
実際、途中計算をかく指導だけで、一学期中間で20点台だった生徒が、期末で60点台にまで上がった実例も作れたので、これは間違いないと思います。
英語
単語力。
特に単語力がない(覚えられない)生徒に多いのは、そもそもその単語の読み方がわからない子が多いということ。英語の文字列と日本語訳を結びつけるだけでは、なかなか覚えられないのは明白です。
そんな子には新出のキーワードに関しては、発音させて日本語の意味とポイントを一緒に確認してあげる作業が必要で、効果的です。
単語力がないばかりに、せっかく文法は理解したのに、演習で問題中の単語がかけずに◯にならず、やる気も失せてしまう。そんな悪循環に陥ってしまいます。
理科
ただの暗記科目だと思っている生徒が多いです。
理科において大切なのは、「現象」を理解して用語と結びつけて、体系づけることだと思います。もちろん、用語に関しては覚えなければいけないのですが「何が起きているか」「何をやっているのか」がわからないまま、答えだけ覚えても意味がありません。
あと、図示する力や図から読み取る力がない生徒が伸び悩む科目でもあるのかなと思います。
素直さ
伸びる生徒とそうでない生徒では、なにか違うのかを考えたとき「素直さ」が大事だなと思っています。
素直さがなく、間違った自分のやり方で勉強してしまうのが一番まずいです。すべてがすべてではありませんが、良いものは素直に受け入れて吸収していくことこそが肝要なのではないでしょうか?
まとめ
というわけで、今回はなかなか成績が伸びない生徒に対するアプローチを中心にお話しました。
また、機を見てかいていこうと思うのでよろしくお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました!