【要約】人望が集まる人の考え方
レス・ギブリン著
この本の極意を一言で言うなら
相手の自尊心を傷つけない
コレにつきます。
では、どうやって相手の自尊心、自己重要感を満たてあげるのでしょうか?
原理原則的な話からしていきましょう^^
人はまず弱気な人を嫌います。著者は自信は信頼と言っています。
そして、相手に期待するすると相手が自然にそうなっていくと。
ここでいう期待が信頼のことです。
自信を与える練習をあげてみます
①歩き方を改善(背筋をのばして顎を引く)
②握手の仕方(しっかり握りしめる)
③声を変える(ハッキリと)
④微笑む
この4つは練習が必要です。
この4つが出来てくると出て来る言葉が変わります。
言葉は卓越した技術より、稼ぐ力に密接に関係しているとのこと。これは研究でも明らかにされています。
そして、話をしっかり聞くということ(利口なイメージがつき相手も面子もつぶさない)
ここからは、テクニック&心理学の話です。
心理学的に『人は自分が参加したものを支持する』というのがあります。
自分がリーダー、上司なら従業員にアイディアを求めると良い。
「この問題について意見を聞かせてほしいな」
「君ならどうするか解説策を教えてほしい」などなど
これは、子育ても一緒で、家族会議に子供を参加させて積極的に発言させて
「自分が参加した会議で決めたこと」という意識が子供に芽生えると子供は親に反発しなくなるんです^^ なるほどねー^^
最後は伝え方のコツについて。
ありがとうの伝え方
●心をこめる
●はっきりと伝える
●名前を言う(個人に対して?従業員のみんなに対して?)明確に。
●顔を見て伝える
●日々、感謝する努力をする(ありがとうを探す)
●相手が思いも寄らないときに伝える(ずっと相手の心に残る)
相手を指摘、注意するとき
●1対1で伝える(皆がいる前でなんてもってのほか)
●ほめ言葉から伝える(素晴らしい出来だったよ。でも気になった事がひとつ。。。。など)
●相手の行為のみを指摘(君らしくないね。いつもの出来と違うね。。。。など)これは褒めながら指摘する技ですね^^
●正しい方法も教える(指摘だけしてほったらかしも良くない)
●同じ指摘を何回もしない
●友好的に終える(笑顔で)期待してるよ^^もう大丈夫だね^^など
いやー、なかなか意識しないと出来なかったりしますよね。
でも、練習すれば出来そうなことばかりです。
本の最後には自己分析シート(30個の質問)もあったりと
本書には原理原則、テクニックだけじゃなく人間関係を有効にして成功するための秘訣がたくさんちりばめられています。
下記に購入リンクがあるので
是非、一度手に取ってみてくださいね^^
単行本