茨城県取手市の水害ボランティア
情熱クラブ・北関東エリアの茨城メンバーで、
【茨城県取手市水害ボランティア】
の活動をしてきました。
2023年・6月の2日〜3日にかけて降った大雨で、水害に遭われましたエリアの復旧活動ボランティアです。
グランドの土の上に汚水が流れてしまっているので、表面の土をスコップで剥ぎ取り土嚢袋(どのうぶくろ)に詰め込んで回収する作業からスタートです。
私自身、水害地域にはいってこうした作業をした事がなく
当日は暑さも湿度も高いので、作業開始5分で汗だくになりました。
ボランティアにご参加された方々の人海戦術で、グランド全ての土を剥ぎ取り終えましたが
あれを5人くらいでやったとしたら、とても先に進んでいくものではなかったように思いました。
有志のボランティアメンバーさん達に、感謝です。
その後は、側溝のつまり掃除組と水害で被災されてしまった住宅の
床上浸水で使えなくなってしまった家具等の運び出し作業へ、人を分散させてお手伝いしに行きます。
突然家具が使えなくなってしまったという事で
思い出もあるので踏ん切りをつけかねて
捨てるという選択を取れない方もいらっしゃりました。
腰より上に水が冠水してしまったようで
塀には泥の痕が残っています…
家財は水が残っているので、数日を経過して臭いも発していて
水害の怖さというものを垣間見ました。
冠水する前に土嚢を準備して、その高さを水が越えてしまったのを見た時には、がっかりしてしまったというお話もありました。
自然災害は制御できるものではありません。
自分が被災された方々の立場だったとしたらと思いながら作業していましたが、
なにしろ自分が被災した事がないので、かけられる言葉がありませんでした。
自分の能力や自然界の力をわきまえて
出来ることは、できる限り早く復旧の手伝いに尽力する事です。
水害ボランティアの現場には、被災されてしまった方々の一日も早い生活の復旧を願って集まって下さった方々の
【被災地を助けに行く精神】
がありました。
【気象】が、我々の知っていた次元を飛び越えて、自然災害の規模も大きくなっている事は
きっと沢山の人が感じている事だと思います。
これからもそういった災害が、おそらく多々起きていくであろう中で
被災していない余力を持っている人が、助けに行くという事は
どの国でもそうだと思いますが
私たち日本人各々が、意識を切り替えて
取り組んでいく必要が
共同体を復元していく必要が
民間人の規模であるはずです。
生死に関わる現場に触れた時
奮い立つのは
【生きる】エネルギー
ではないでしょうか
水害ボランティアの活動に対して、被災されてしまった方々の
感謝の言葉
は、心から発した言葉でした。
精神の宿った言葉でした。
我々情熱クラブ・北関東茨城メンバーは
その頂いた言葉に
心がシンドウしています。
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