防災キャンプから「炊飯」を考える
情熱クラブ岐阜静岡エリア
キャンプ部東エリアリーダー
米炊き歴6年目のきこり
矢野充雄です!
先日情熱クラブメンバーと行った防災キャンプにて、袋ご飯(米と水を小分けにして、鍋のお湯で炊く方法)をやりました。
なかなか試しがいがありそうだなと感じたので、
まずは基本的な「炊飯」についてまとめてみました!
1、はじめちょろちょろ
米の浸水をする時、水温が高い方が短時間で済みます。
5度→約80分
16度→約60分
81度→約10分
2、中ぱっぱ
浸水が終わったら沸騰させます。
米がご飯に変わる時、「糊化」という科学変化が起きています。
必要なのは水と熱。
細かくはいろいろありますが、てっとり早く沸騰させましょう!
3、じゅうじゅう吹いたら火を引いて
ここが重要です。
米粒を糊化させる為に、沸騰状態を5分キープしましょう!
一言で言うと「弱火」なのですが、
焚き火かガスコンロか?
鍋の大きさは?
夏なのか冬なのか?
色々な要素で火加減が変わってきます。
自分は耳を澄ましてコトコトブクブク鳴るくらい、を目安にしてます。
4、赤子泣いてもふた取るな
正直3までできていればもう食べられます笑
でもより美味しくするには「蒸し煮」や「蒸らし」をしたいところ。
ふたを取ると中の蒸気が逃げて温度も下がって、結果ツヤだったり粘りが損なわれるそうです。
自分はあんまり気にしてません笑
まとめ
充分浸して、沸騰したら5分キープ!
だいたいこれで大丈夫!
基本さえ押さえれば、加熱可能な容器ならなんでも炊けます。
今後袋ご飯の研究も進めていきます!
キャンプはもちろんですが、災害時にこそ活かせますように!