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防災センターでの防災体験ツアー前編@神奈川エリア

神奈川エリアの防災士の伊藤大晃です。

神奈川エリアでは月に1度、メンバー同士、直に会い、顔を合わせた上で、
皆で行うことができるイベントを企画、実施しています。

神奈川県は、関東地震、沿岸部による津波被害、富士山噴火による火山灰被害、集中豪雨による河川の氾濫、斜面の土砂崩れなど、さまざまな地形や被害想定地域のため、あらゆる自然災害が想定される地域になります。

そのため、防災・減災について、考えたり、想定して対策したりすることは非常に大事になっています。

今回は、メンバーとその家族で横浜市にある横浜市防災センターに訪問し、防災・減災を学ぶ体験ツアーを行いました。

この防災センターでは、様々な体験や学びをすることができるプログラムがありますが、その中でも今回の防災ツアーでは、
 ①地震・火災体験ツアー、
 ②災害時要援護者体験、
 ③災害時に役立つワークショップ、
を行いました。

地震・火災体験ツアーでは、まず減災トレーニングルームで、自宅に想定した部屋で地震が起こった際にどのように対応するのかを子供も一緒に擬似体験をしました。

地震が発生した際には、まず何が起こり、何をしなければいけないかが生死を分けることに繋がります。

頭では分かっていても、実際に何を、どのような優先順位で行動しなければいけないかは、体でわかっている人はなかなかいません。

そのような体験をすると同時に、モニターで外から仲間が体験しているのを冷静に見学もすることで、子供でも分かりやすくイメージと反省点を見出すことができました。

次に、地震シュミレーターによる設備によって、実際に地面が揺れる体験をしました。

体験した実際の揺れは、震度6程度であり、小さな子供もいるということで体験可能最大震度7ではありませんでした。

東日本大震災において最大震度は「7」であり、体験した揺れよりも大きい揺れが実際に突然発生したとするとゾッとしました。

揺れるとわかっているため対応できましたが、突然くる地震はやはり怖いものに変わりはなく、程度を事前に知るとても貴重な体験になりました。

半日に及ぶ子供も大人も真剣に真面目に取り組んだ、防災・減災体験ツアーはまだまだ続きます。

【後編へ続く】

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