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能登視察〜中能登講演会③
北陸、新潟エリアの南谷愛美(いとみん)と申します。
今回の能登半島地震視察〜講演会は
⑴中能登町行政の体験
⑵輪島市で被災された一般の方の体験
⑶災害後ボランティア活動をされた方の体験
この3つの講演会内容となりました。
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⑴中能登町行政の体験
行政の方々が地震発生から人手不足の中、
懸命に動いてくださっていた事が分かりました。
自助、共助、公助に加えて、近助、業助が今後必要となってくる事に加え、
民間との連携の必要性を伝えてくださりました。
⑵輪島市で被災しれた方の体験談
輪島市で被災され電気、水道というライフラインがストップし
道路が塞がれ町から出られない状況下の中で2日目には何とか炊き出しをしたというお話しでした。
生き残るのに周囲の方々と協力し合い助け合う田舎ならではの咄嗟の判断力は
常日頃の関係性が無ければ出来ない事ですので
有事の際に常日頃がどれだけ大切なのかを改めて考えさせられました。
『行政の方の対応に不満はありましたか?』
という質問に対して
『命があればそれで良くないですか?』『行政の方々も被災しています』っと涙を堪えながら話されているご様子に胸を打たれました。
⑶災害後ボランティア活動をされた方の体験
どこに問い合わせをすれば
災害後ボランティア活動が出来るか分からない現状があります。
その中で出来る事を必死に探し行動にうつされました。
奥能登でも特に過疎化が進んでいる珠洲では能登半島地震から半年が過ぎても自分の枕が無い状態です。
『まくらが欲しい』とボランティアの方に伝えれば良いんでは?
と思われる方も多いでしょうが田舎ならではの理由で『これくらいは何とかなる』っと我慢してしまうんです。
ボランティアに何度も足を運んだからこそ『枕が無く座布団を枕にしていた』という言葉が聞けたお陰で枕を届ける事が出来ました。
◉最後に…
今後の様々な大規模災害に向けて民間で様々に取り組んでいく課題は日本では山積みだと感じております。
講演会を通して今後、民間と行政との連携が益々必要になっていくと感じました。
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