5月2日 本日は忌野清志郎さんの命日です
いま彼がいたらどんな発言と行動をしていたでしょうか。
少しでもかれの遺志をつないでいく世の中になるように
願い祈り、すこしの行動をと思う日々です。
改めて投稿します。
忌野清志郎さん Baby #1 のこと。
原発事故前日に市原FMの番組ゲストで出演した時のことを思い出します。当日デイレクターさんから沢田さんがアレンジで参加された清志郎さんのメルトダウンを是非かけましょうといわれましたが、間髪入れずに放送で原発問題はあかんでしょうと答え結局他の曲をながしてもらいましたがなんとなく気持ちに引っ掛かりがありながら帰宅!
なんとその翌日に東日本大震災が起こり、、そして重大な原発事故が起こったという、いわくつきの出来事を思い出します。
今思えば原発に異を唱え続けていた若かりし時があったにもかかわらず日々の生活に追われ世の中の常識にうもれ自分も流されていたことに気づかされた事件でもありました。
この国の常識の中にある非常識を見つけていくことに注意し
物事をニュートラルにみるように努力するようになった日でもあります。
生前の清志郎さんの行動、発言にリスペクトしていた自分もいましたが
メルトダウンのアレンジなどで未発表音源のリメイクアルバムに参加させてもらう機会が与えられたことが未だ宝物であり、強く記憶に残っております。
当日コンソールの上には清志郎さんの写真がさりげなく置かれ、演奏者みんながそれぞれの思いを持ってレコーディングに臨みました。
自分は「メルトダウン」のストリングスアレンジを任されいつになく緊張でした、
それは偉大な音楽家、最後のアルバム、最後の曲でもあったからでもありましたから。。
世の中、気がつくと悪い方向に舵をとっている様に感じているのは自分だけではないと思います。憲法の本質の改悪、メルトダウンを起こし未だ収束の目処が立たない原発事故、そのような重大事故が無かった様な風潮での原発再稼働、新設、汚染水の海洋投棄など。
歴史から何も学ぼうとしない今の世の中は危険極まりないのではと感じております。