24時間のシンデレラ。 #3最終回
#2の続き
いつの間にか眠りにつき…
ふと起きると彼の寝顔が何だか子供みたいにあどけなくて。
今日初めて会ったわたしに何の警戒もなく寝ている姿。
わたしのこと信頼してくれてるのかなぁ…なんて思ったりしながらわたしも眠りにつきました。
次の日、
わたしがおうちへ帰る日。
バイバイする日。
新幹線の時間まで彼の住む街でゆっくりデートをしました。
そして、タイムリミット…お別れの時間。
改札越しに手を振り合う。
寂しくて悲しくて涙が込み上げてきました。
初めて会ってからたった『24時間』しか経っていないのに。エスカレーターでホームへ上がっていくうちに姿が見えなくなりました。
でも、戻らなかった。
決して振り返らなかった。
なぜなら、
また彼に会いに来よう!!その時わたしはもう決心していたから。
あれから月に1度、会いに行っています。
おわり
『24時間のシンデレラ』#1~3
◆語り◆
30代既婚 リカ(仮名)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、次回の投稿ご期待下さい。
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