急な坂道と長い階段を見て息子が言ったこと

注；トップ画像はみんなのフォトギャラリーよりお借りしたものです。

我が家近辺には急な坂道がある。駅に向かうために坂道か長い階段のどちらかを登る。最近まで母が来ていたのだけど、母は足を痛めていてキツそうだった。

私も術前術後キツかった。登りきるころには痛みが増し、息切れで苦しい思いをした。

その様子を見ていた息子が一言。

「外にもエレベーターやエスカレーターがあれば助かる人沢山いるよね!!」　　

「ここに作るのはきっと難しいだろうなぁ」

と思わずつぶやいた私に、息子は、

「ここにだって作ることはできるでしょ！やるかやらないかだよね」と言った。

そうだよ、やるかやらないかだよね！

健康な人も、足が痛い人も、お腹が痛い人も、目が見えない人も見えにくい人も、車いすの人も、ベビーカーの人も、みんなが暮らす場所。

自分と同じ状況の人なんて一人もいないよ。似ている状況の人すらもみんな違う。その違う一人一人がみんな暮らしやすい街にしたい。

私は今、そうゆう誰もが暮らしやすい社会にするために日々勉強中。

私のその想いを知ってか知らずか、息子は自然とそんな社会に想いを巡らせられる子になっているようで嬉しかった。