✨クスっと笑えて 弱視を知れる 弱視者いろはカルタ【あ~お】をご紹介✨
今日は、クスっと笑えて、弱視を知れる、【弱視者いろはカルタ】をご紹介します♩
これは、わたしが子どものころに母が会員だった日本弱視者ネットワーク(旧称:弱視者問題研究会・弱問研)の会員たちから募った川柳で作られたもので、株式会社 大活字から販売されている。
弱視の人が身近にいる人は、「あ~〇〇さんみたい!」と身近な弱視を思い浮かべるかもしれないし、どうしてあんな行動とってるんだろうっていうことがよくわかる。
身近に弱視がいなくても、こういう人がいるんだって知ってもらえる。
6人の弱視のキャラクターたちが出てくるのだけれど、「弱視(ロービジョン)」という捉えにくい障害が個々さまざまである事を、ストーリー仕立てで楽しくさりげなく理解させてくれる。
子どものときに母が買ってくれたこのカルタ、多くの人に読んでほしいなと思ったので、日本弱視者ネットワークに問い合わせをし、掲載許可をとったので、何回かに分けてご紹介!
これが箱の表面。ここに登場するカップルが面白い!
キャラクター紹介🎵
アキラさん〈43〉、マーヤ〈17〉、のんちゃん〈7〉、ナカリャコフ〈30〉、鈴木さん〈28〉、マチ子さん〈52〉の6人のキャラクター。
では、今日は、あ~おまで。
あ 危ないと 言った自分が ひかれそう
これはよくわたしも経験している。子どもといるときに!子どもに気を取られ、子どもに「車来るから気を付けて!ほら、あぶないよ!!」と声をかけた矢先、ひやっとすることも…。
い 今何時? フタ開く時計に ギョッとされ
視覚障がい者用の時計に、文字盤を覆うガラスを開け、指で針と文字盤の点を触ることにより、時間がわかる時計がある。わたしは顔を近づければ見えるので、これを使ってはいないけれど、確かにこの時計を知らない人がこの時計を使いこなす人を見たら驚くかも。ぜひこういう時計があることを知ってほしい。
う 歌います 単眼鏡手に カラオケボックス
わたしの友達はきっとこれを見て「リコちゃん!}と思い出して笑ってるかも…笑
私は一番前に行って歌ったりもしてたけど、人が多いときなんかは、単眼鏡を使って歌ったこともあった。
でもこのカルタができたころから時代はずいぶんと流れ…いまは、自分のスマホやタブレットに歌詞を出して、それを見ながら歌うことができるので今ならそうするかも!便利になったなぁと思う。
子育てとコロナ渦なこともあり、ずいぶんカラオケには行ってないけれど…きっと昔よりは歌いやすくなってるのだろうな。
え A定食 食べてみないと わからない
わたしは、一人でレストランやカフェに入ることはめったにないけれど、一人でレストランやカフェに入るときはメニューを手元で見れるところに入るか、こういうショーケースの場合は、店員さんに教えてもらう。
ショーケースに並んでいるものを見るのはほんとに難しい…でも今はスマホを出してカメラで拡大して見ることもできるから、そうしている弱視は多いかも。
ショーケースにカメラを向けている人がいたら、写真を撮ろうとしているのではなく、拡大して見ようとしてるのかも…?
お 大きな文字 市民権を 広めたい
これは、駅やショッピングモールなど昔よりは少し大きな文字も増えてはきて嬉しいなと思うけれど、まだまだ小さいなぁと思う文字で書かれているものは多い。
こないだの記事で書いたように、買い物をしていて値札は小さいものが多いし、トイレの中のボタンなども小さくてどこを押せばいいのか確認するのに時間がかかることがある。
誰もが見やすい大活字。これからの社会にますます広まりますように。わたしも身近なところからお願いしていけたらな。
次回は【か~こ】お楽しみに✨
日本弱視者ネットワークに掲載許可取ってます。
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