ここに投稿した「ふたつ」のキャラクターのイメージ画像をAIにお願いした。 大体こんな感じ。 男側はもっと垢ぬけないイメージで、女性側はもっと大人な感じにしたかったんだけどなぁ…プロンプト難しい。
最近は生成AIの命令文の勉強をしているんだけど、絵師界隈では生成AIは相当叩かれている。 絵の描けないOR自分の描く絵が気に入らない側からしたら生成AIは便利なんだけど、生成過程で著作権物を取り入れてるから「侵害」って事で嫌われている様子。
ふたつのスピンオフについて結構長くモチャモチャしてたけどやっと煮詰まった。 今回は今までやらなかった手順で書き進める。 私のヲタク知識を多めに詰め込むぞ。
震災が無かったら私は多分死ぬまで故郷の暗い記憶に縛られていたんだと思う。皆それぞれ色々な思いがあって、私より辛いひとも沢山いただろうけどそういうモノは人と比較して優劣を決めるものでもないと思っている。 人が不幸だからって自分も不幸にならなければならない事は無い。
現在は震源地と同県在住で被害こそそれほどなかったけど、震源地である故郷の記憶は忘れないと私が壊れるしかないような激しめなものもあって、言葉が悪くて不謹慎すぎるけど全てが壊れて流されて、私の記憶にあるモノのほとんどが物質的になくなった事で解放された感がある。
前作【ふたつ】のスピンオフ作品【善と花】の構想はある程度出来上がり。 前作はあんまりサイエンス系のネタを入れれなかったけど、今回は医療系の話でもあるから、もう少しそっちの描写を多くしたいところ。 【ふたつ】は完全な悲恋ものだったけど、今回はハッピーエンドを目指します。
ふたつ片一方は実は別ルートの話がある。 結末は同じだけど、若き二人のいちゃつきエピソードはもっと仲良しだったりする。 後悔している物は初々しさを出したかったのでああいう感じ。 別ルートを読み返してみても空しい話だよなぁ…
突然転機や強制終了はやってくる。 胸の苦しさをどうにかしようと、任意ですべてを終らせようとしたら、それは上手くいかなかった。 自分の力では上手くいかない。 たぶんこれが決まっている事なのかも知れんな。
リアルとネット。結局は人間のしている事だからそんなに大差ない。 ネットの住人をさも怖い物の様に扱う人間はまだまだいる。 ネットはただ人がむき出しになっているだけ。 確かに人の無防備な中身は怖い。 攻撃性の有り無しに関わらず。 ネット用のキャラクター作りにいそしむ人も沢山いて、リアルで会った時のギャップはかなり衝撃を受ける事が多い。 このギャップというのも、結局は一方的な思い込みと願望のフィルター越しに相手見ているからでしかないし、そのギャップの大きさで
自慰とも、逃避とも言える。 書いている人達がどういうメンタル状態で書いているかは聞いた事が無いのであまり知らない。 私の場合、メンタルが飽和状態になった時に書いてる事が多くて、いわゆる情緒不安定になった時の鎮静方法としてやっている。 だから普段の私とのギャップのあるものが書けて、私としては満足している。 長らく(小学生中学年あたり)ネットの住人として生きてきて、人との対話は耳に頼ったものよりは活字がメインで、その結果ネットとリアルでの人との接し方の価値観も
あんたを叱り 抱き あんたと眠り 食べ 笑い あんたと歩き 怒り 泣き あんたに抱かれ 叱られ 笑われ あんたと老いる それが私があんたとしたい事
人に触れる事で穢れるかのよう 違う 磨かれる 胡桃油で磨くよう 自分の力で 人の力で この手で その手で ささくれを作っても 擦り傷を作っても 血をにじませても 光を受けて滑る その瞳の表の様に 何度も 下瞼と瞳の境 そこに光の線が走る 洗い潤むその仕草 綺麗だと思った 無垢を私に教えるよう
朝日と夜の境目 そこに立ち続けてただ見つめ続けて来た 人は言う 「夜明けが一番暗い」 それは朝に抱く希望を思い出させる言葉 本当の夜明けは凍える 夜を越えるために眠るこの体の熱を奪う 小さい病たちに蝕ませ犯させる 寝返って感じた隣に残る体温を 布越しの肌と肉と骨と筋の軋む感覚を 思い出させて犯す この線の向こう この線のこちら 飛び越えないと責め 飛び越えてこないと責め 飛び越えさせないと責める
貴方が当たり前のようにくれた言葉で 私はただ歩けるようになった 当たり前のように私の足元に 私の指先に 私の枕元に 貴方の言葉が広がり 灯になり 目閉じて香る香りになる 夜明けに凍る霜に覆われ 冷たく強張るまま蹲るしかしなかった私に 貴方のその言葉は暁雨 残星の呪いを飲み込ませた 暁闇の黒が続くことを信じて疑わなかったこの胸の ただ堕ちてのたうつままに腐るだけの花芽を 洗った 泥から頭をもたげ その闇の向こうの色を見る為の力を 信じさせた
胸の奥の憎悪を くべて来た埋火 くべるたびに火の粉で 心が焦げる こんな自分があなたを思ってもいいのかと 火の粉で焦げ続けながら泣く この火を鎮めて、と 泣いても消えない この火は私 この黒を見られたくない 焦がれ 泣いてうずくまる私を あなたに見られたくない けれど 泣きながら思い出すのは憎悪の起源ではなく ただあなただけ
嫉妬も後悔も情欲も恍惚も 泥の様にのたうって 冷えてはまた混ざり合い 肌の熱よりのぼせ上って 這いずる様に 冷たい窓を滴り落ちる蒸気の様に 貴方と落ちていけたら 残る物が何も無くても 貴方と落ちていけたら