2020年10月14日の日記
前記事はずいぶん投げやりな内容になっていたわけなのだが。
まあ、人間そんな日もあるよなと自分に言い聞かせるのはなかなかに容易くて楽だ。
日も短くなり、金木犀が香りを漂わせていたのはほんの3日間ほどしかなかった。秋はなんて短命なのだろう、といつも思う。
陽が落ちてきたこの時間に、ふと、日記を書こうかという気になったので、久しくまじめに書いてみようと思う。
寒くなってきたせいか、朝起きるのが厳しくなってきた。別に朝に弱いとか、朝が嫌いだとかそういうわけではなく、ただただ純粋に「起きられない」
ほとんどの生活を遅刻せずに送ってきたが、冬はなぜか目覚ましを勝手に止めてしまっていたり、布団から出られなかったりしてギリギリになることが多く、焦る。
今日も例外ではなく、いつの間にか止めていた目覚ましが再び鳴って目覚めた。一瞬血の気のひく感覚を久々に感じて飛び起き、最速10分で身支度を整えて家を出た。
冬になりそうな気候は嫌いじゃない。
暑さは我慢できないが寒さはいくらか我慢ができる。
僕の好き嫌いのボーダーにはいつも「死」が伴っていて、かっこよく「死ねる」ほうを好きとすることが多い。
今日は珍しく忙しかった。
店番していることが多いのだが、なかなか客足が絶えなかったし、電話もよく鳴った。
たぶん、他の人からしたら全く忙しくないように映るだろうし、甘ったれんななんて言葉が投げられそうだ。あくまでこれは「当社比」だ。
僕は真正の怠け者なので、客は来ない方がいいし電話もならない方がいい。だから、今日は「忙しかった」
何にでも活動的な人を見ると羨ましくなる。
努力したいという気持ちはあるのだがそれが秋の日のように一瞬でいなくなる。唯一長続きしていることと言えばこうやって文章を書くことなんだけれど、締め切りとか、「やらなきゃいけない」という強迫観念が生まれた瞬間書く気が失せる。本当に善くない。
文章で飯が食えたらいいなとか思った時期もあったが、フリーランスで身を立てられるほど僕は「きちんと」していないのだ。
何かに向かって努力したり前を向いたりできるのは、ある意味で才能だと思う。僕は残念ながらそういうことには向いていない。なのに自尊心だけは高いので本当にクソみたいなやつだと思う。
過去を振り返ることだけはよく出来るので、仕方がない、過去を嘆いて生きるとするか。
アマゾンプライムとU-NEXTに入ってるくせに最近全然映画を見られていない。これは良くない。読書と映画を抜いたらまじで何もしてないカスのクズ、たんぱく質の塊でしかなくなってしまうので映画や本を摂取しよう。
でも文字、全然入ってこないんだよな~