2024年1月18日の日記
突然、五体投地でもして泣き叫びたくなる。
最近はあまりなかった酷く鬱々としたものがあまりに衝動的に訪れるもので、いつこの心持ちが爆発して行動に移してしまうか酷く不安になることがある。
電車に揺られて楽しい予定に向かう途中だというのに、身を投げたくなった。
その瞬間、イヤホンから流れる音楽が自分の好きなものに切り替わったのでどうにかその衝動は理性によって阻止された。
喫茶店でひとり、書き物をして飽きたら読書をしていた。赤星ラベルを頼んだ。
帰り際に店員さんから「かっこいいですね、文学的で」と言われた。少し嬉しくて、もう少しだけ頑張ってみようという気になった。
遠出をして普段ならいかない寺社仏閣へ足を運んだ。なんだか落ち着く場所だった。
僕は参道のあのワイワイした感じも好きなので、思い描いていた様子だったのも嬉しかった。
ぼんやりとした辛さはやはり拭いきれない。友人との談笑は楽しい。このままずっと話をしていたいとも思う。
家に帰って1人になると、魔法が解けてしまう。
あまり良くない傾向である。
この間買った灰皿に煙草を押し付け、火と同時に己のこの鬱憤も消え去ればいいと願う。
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