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「森と積読」2020年10月25日の日記

さて、あてもなく彷徨っているうちにいつの間にか抜けられない森の中に来てしまったようだ。
意識の話である。
コンクリートジャングルの中では「抜けられない森」なんてものはほとんど存在しないだろう。
こういう、所謂「堂々巡り」を打破する方法として手っ取り早いのは別世界に行くことである。

危ないものをやっているわけではなく、これは物語の中に入ることを意味する。
もっと具体的に言うと、「本を読み、映画を見ろ」である。
わかりやすい非日常への逃げ道として身近に存在するそれらのものを摂取することによって我々は日常を打破できるとは思わないか。思わんか…

と、いうことで久しぶりに好きな少女漫画を読み漁った。
頭も痛かったし、という言い訳をしてから仕事を休み、栄養補給をした。
見事なまでの復活。
枯れていた創作意欲がぐんぐん湧いてくる。薪をくべない暖炉が燃えないのと同じ要領だ。これは、実にいい傾向である。

いつもこのサイクルだ。
何かを見たり、読んだりすれば回復するのを分かっているくせに、回復薬を呑む気にならない。そういうひねくれた性質でだいぶ損していると思う。
滞っていた返信も返せているし。浮上しているということは、落ちる可能性もあるということだ。気を引き締めていきたい。

とはいうものの、「な~んか書けそう」と思ってからなかなか打ち込みに行けないのはなぜだろうか。よくある。
テスト勉強中にはやりたいことがいっぱい浮かぶのにいざ解放されてからはそのやりたいことをひとつもやらない、みたいな。そんな感覚だ。
不思議なもので、他のことをしているときが一番なにかやりたいことを思い浮かべられる。

頭が痛い~
何だこの頭痛は。割れちまうぞ頭が。
奇特な人間なので、薬に頼ると依存してしまう気がする、という意味不明な理由で薬を飲む習慣がない。薬のない世の中になったら、生き残っていける自信がある。僕はとても痛みに強いと思う。みんなが薬で和らげている痛みを「気合」だけで乗り切っているから。

積読、8冊くらいたまってしまっている。
前、友人に「積読は悪」とか大口叩いてた人間は死んでしまったのか…いや、社会人になってからぶったまげるほど時間がない。ウワーー最悪な言い訳。カス。時間がないと言いたくないが、マジで時間がないし体力もない。家帰ったら即寝ないと次の日に響く。衰え。最悪。
そのくせ目だけは本が欲しくなるから買ってしまって、表紙とあらすじを読んで自分の中で勝手に物語を作って満足してしまう。作者に対する冒とくのようなことをしてしまうので反省しなくてはいけない。

と、いうか投稿できていなかったな。時差投稿すみません。

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鬼堂廻
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