「せんせい」2020年5月11日の日記

やはり5時くらいに目が醒めてしまう。夏の匂いがした。
じっとりと湿気なのか汗なのか分からないものが纏わりついている。
ベタベタする。

資源ごみのゴミ出しをして、半袖で出歩けるあたりに季節を感じた。

今日は出社しなくてはいけなかったので出社したが結局何もすることが無い。趣味の方で最近アツい日本史の教材作りをした。
教師を目指していたこともあるし、自分の凝り性のせいもありなかなか楽しくプリントや板書を作ることが出来た。塾のアルバイトをしていたころもこうやってプリントを作って配ってもらったりしていたのを思い出した。

僕が教員にならなかった理由は、日本史を純粋に好きでいたかったからだ。なるなら日本史教員が良かったのだが、教師は純粋にその学問が好きなだけじゃ成り立たない。他にも生徒のことを見たり、部活をもったりしないといけないのだ。僕は器用な方じゃなかったのでそれらを同時に行うとパンクして全て厭になってしまう。結果的に日本史も嫌いになってしまうだろう。
そんなわがままな理由から教員になるのは断念した。
そう思うということはそもそも向いていなかったんだろうとも思う。
日本史に関する仕事何がいいかな~教師かな~みたいな感じだった。

そんなこんなで断念した夢だがまだ断片的には追い求めている節があるらしく、日本史を教えてくれと言われれば喜んで教える。なんならどうしたら覚えやすいかなど考えてその人に適した方法で指導したいとも思う。

早く帰ることもできるようなので帰ることにした。
猫が換毛期なので毛が凄い。鼻水と咳が出るのでアレルギーなのか?と疑い始めている…喉もかゆい…やばい…

急に馬鹿な酒の飲み方をしたくなったので帰りがけにドンキでシャンパンをボトルで購入した。我ながらアホであるが、後悔はない。明日は休みだし、いや、毎日休みなのだが、気持ちのいい気候に乾杯ということで。楽しみである。

退勤はいつもよりずっと早い時間にした。案外駅前には人が多く、こんなことでいいのかと呆れ顔になる。社会科で習ったドーナツ化現象を思い出した。郊外に人口集中してしまって都心部に人がいなくなるという状況だ。今の現状、それが顕著に現れていると思う。

さて、もう日が暮れそうだ。


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鬼堂廻
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