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「泣きっ面に蜂」2020年4月23日の日記

朝、まだ日も出ていない時間帯に猫に起こされた。4時くらいかと思ったら、3時。このところこんなこと続きである。鳴きながら家の中を荒らしていく猫を気にしていたら眠れるはずもない。

3時間ほど大暴れをした後、気が済んでまたベッドに寝にきた。いい気なもんである。いびきを立て始めた猫に恨みがましい気持ちになりながら、眠れないまま朝日を浴びる。

気づけば9時。何か映画でも見ようかと思ったがそんな気分にもなれずに適当なゲームをして、部屋を掃除した。

急にチャイム。なんだ?と思ったら通販で購入していた洋服が届いた。これは今日一番で嬉しいことである。出かけるタイミングもないのでいつ着るんだよというツッコミは聞こえないフリをする。

12時近くに昼飯を用意し、トイレに行った瞬間、猫がベッドで尿をした。とんでもないことである。家の中ではベッドで大半の時間を過ごしているというのに。仕方がないので洗濯を回した。そしてその間に用意した昼飯になぜかダイブされ、昼飯は無くなってしまった。ひどい話である。

結局リビングで駄文を書き連ねつつ、適当な本を読むことにした。どうぶつの森のバイトまではまだ時間があるので何をして時間を潰そうかと考える。

過去にもらった手紙を読み返していた。もらったお手紙が全てリボンで縛ってとっておいてある。手紙は好きだ。誰かの温もりを感じられるからだ。また文通がしたいなとも思う。ポストをわくわくしながら開けたい。今僕の人生では、その小さなキラキラしたものが足りていない。映画の中の生活をしたい自分にとって、手紙とはとてもロマンティックなアイテムなのだ。

「Moanin‘」を聴いている。アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの1957年の音楽だ。誰もが知っているファンキージャズの王道中の王道。坂道のアポロンというアニメからジャズが好きになったのだが、この曲はアニメにも出てくる。出てくるどころか、挿入曲としては一番多く登場するのではないか。

僕はテナーサックスを吹くのだが、このMoaninではテナーのソロがかっこいい。今はもうどこにも所属しておらず、何もする機会がないのだが、いつか絶対にJazzバンドに入ってやるというなぞの意気込みがある。

さて、約束の時間になり友人の島へ遊びにいき、花を全て引っこ抜いたり木をなぎ倒したりした。その間は仕事と死の話をし、人生を網羅した気になる。どうぶつの森の中ですら暇になったので博物館に行った。

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全く蝶々が写ってくれなかった。

日記が千文字超えたので、終わりにする。



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鬼堂廻
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