2泊3日、九州つまみ食い旅行【後編】
前回の続き。
九州旅行2日目は、夜にライブが控えていたので朝早くから行動開始しました。
朝8時過ぎ、ホテルの近くから高速バスが出ていたので乗車。座り心地がいいし1人分のスペースにゆとりがあるので、選択肢がある場合は電車よりバスを選びがちです。
本当は博多バスターミナルで乗り換えて太宰府天満宮までバスで行くつもりだったのですが、あまりにも乗車待機列に人が並んでいたので断念。今回は電車で向かうことにしました。
過去にも何度か太宰府に行ったことがありますが、こんなに混雑していたのは初めてかも。人の波に乗って進むと、今改修中だという本殿の正面に、斬新なデザインの「仮殿」が建設されていました。
由緒ある「神社」という空間にハイセンスな建築物があるの、かっこいいですね。
家族が心身ともに健康でありますようにということと、体調を崩している実家の犬がしんどくありませんようにということを祈り、私はとにかく頑張ります!と宣言して一礼。
その後、運試し的におみくじを引いたら大吉でした。大吉なんて10年ぶりくらいに引いたのでめちゃめちゃ嬉しかったです。
ちょっと浮ついた気持ちのまま境内を散策。
そういえば食べたことなかったかも、とふと思いたち、北神苑の茶屋で梅ヶ枝餅をいただきました。
あんこがたっぷり詰まった梅ヶ枝餅は焼きたてアツアツで美味しかったです。あんこの甘みとお抹茶の苦味の組み合わせって最高ですよね…。
この日は最高気温26度で日なたを歩いていると汗ばむくらいでしたが、茶屋の外に設置されたお座敷では風が感じられて心地良かったです。それに、太宰府駅から仮殿までずっと混雑していたわりに北神苑のエリアはそれほど人がおらず、静かな空間で一息つくことができました。
博多に戻るにはまだ早かったので、さらに足を伸ばして九州国立博物館方面へ。
展示を見るほどの時間はありませんでしたが、無料で入れるエリアでも十分楽しかったです。私が特に気に入ったのは、アジア諸国の日用品や伝統工芸品を展示しているコーナー「あじっぱ」。
ここに展示されているものは実際に触れたり使ってみたりすることができるので、小さな子どもちゃんがいても大丈夫!むしろ子どもこそ楽しめる空間になっていると思います。
本当はこちらの博物館限定のハラノムシぬいぐるみがめっっっっちゃ欲しかったのですが、私は自分に「キャラクターものを不用意に買わない」という制約を課しているので、グッと堪えて購入を見送りました。
将来自分の家を買って、「可愛いものなんでも置いて良い部屋」を用意できたらお迎えに来ます。
そろそろ良い時間になってきたので再び博多へ。
ホテルのチェックイン開始まで微妙に時間が余っていたので、その辺にあったラーメン屋に飛び込みとんこつラーメンをいただきます。
今回のライブ会場、みずほPayPayドームへは初めて行ったのですが、あまりの巨大さに若干の恐怖を感じました。ダムに通ずるものがある。
でも、なんか宇宙人が造った建造物みたいで好きです。(ニュアンスで汲み取ってください)
今回、ライブ自体は友人と2人で参加したのですが、終演後に現地解散。
1人で鉄鍋餃子でも食べに行こうと思っていたらお目当てのお店は行列ができていたので、すぐに諦めて近所の居酒屋に入りました。
あんまり福岡っぽいお料理はなかったものの、お酒飲みながらライブの余韻に浸れればいいや〜とビール片手に枝豆を食べていたら、隣の男子2人に「お姉さんどこから来たの?」と声をかけられる。
ストレートなナンパ…!ではなく、彼らもBUMPのライブに行っていたようで、ツアーTシャツを着て枝豆をモリモリ食べていた私とライブの話をするべく声をかけたのだそう。
そこから3人で飲んでいたのですが、全員BUMPのことが大好きなので、初対面にも関わらず大いに盛り上がりました。
途中からさらに1人加わり、最終的に4人でカラオケへ。ぴったり1時間、全員でBUMPの曲を歌い、お互いの名前も聞かずに解散。笑
ライブには何度も足を運んでいますが、ライブ後に知らない人と飲みに行くのは初めての体験でした。いい夜だったな…。
今回、福岡に行ったにも関わらず、水炊きとかもつ鍋とか、分かりやすい福岡名物はほとんど食べずに帰ってきました。
とはいえ、今までの福岡旅行では食べたことのなかった地元民御用達のグルメを食べられたので、これはこれでよかったです。というか、福岡は何食べてもうまい。
そういえば中洲の屋台はまだ未経験なので、今度は屋台に挑戦してみたい!あと鶏皮!
また近いうちに、九州上陸したいじゃがたろでした!
おしまい。