jyabuki

was 人口1万人のまちでしごとづくり。1回60分の経営・人生相談を、2年半で1,400件対応。 now 東京。郡山市出身。漫画・アニメとビジネスの交差点をつづる。 ex SME consultant at rural area. Anime/Manga x Business

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最近の記事

手放す、不確実性にゆだねる

最近、シン・ウルトラマンを見た。 世代でないので、ある意味ポカーンだったし、オマージュのような場面に感動するより笑ってしまったのだが、いい作品だったと思う。 今回は、「手放す」ということについて。#私の好きな言葉です シン・ウルトラマンの監督は、庵野さんではない。 企画者で脚本は書いたけど、監督はシン・ゴジラを率いた樋口真嗣さんだ。 庵野さんは、作品を敢えて手放して、得意な誰か、もしくは、自分の想定外を生み出す誰かに任せることが最近多い。 というのも、シンエヴァにおけ

    • ポケトークと翻訳コンニャクへの目線

      ポケトークにWEB会議バージョンが出たという。同時通訳的に字幕を画面の下部に見せる仕様だった。タクシーの広告動画で見たから、もろ通訳を使う経営陣向けサービスであるのがわかる。 ここで感じたのは、便利だけど、使われるか?という疑問だ。キーワードは、「合わせる」という考え方だ。 そもそもWEB会議では目線が合わないことが多い。私はiPadで会議に出ることがあり、カメラが横置きにしたときに左側に位置するので相手が映っている画面を見ると、結果的に目があっていない。 ただし、WE

      • 具体的で手間がないほど、前に進める事象を何と名付けようか。

        最近、動物園で推し動物に寄付する動きがでているらしい。なんでも、Amazonの欲しいものリストを活用して、ペンギンのご飯だったり、動物たちに必要な備品等をファンに購入してもらうらしい。 なるほど、と思った。ファンの方々は、支援したい気持ちもあり、金額の多少の誤差は気にしない。むしろ、アクションを起こすまでの手間を省いてくれれば、動くことが予想される。 そこで、いつも使っているAmazonというプラットフォームがあれば、即、寄付というアクションにつながる 今回の話は、具体

        • パネルでポンから学ぶ多様性

          最近スーパーファミコンミニをメルカリで購入した。 SFCをやり込んだころからかれこれ20年以上経つ。 最後にやったゲームは10年前くらいのドラクエ8だから本当に久々だ。 スーパーファミコンミニには、F-ZERO、ゼルダの伝説など当時やり込んだゲームがあるのだが、その中で当時、やったことも知ってもいなかったゲームがある。「パネルでポン」だ。購入してから3日、まさかパートナーと毎日1時間、みっちり対戦が続くとは思ってもいなかった。 パネルでポンは、おなじみの「ぷよぷよ」のよう

          増えるワカメと、バニシュ&デス

          うちの家事は分担性である。 パートナーがもっぱら作る(創る)系を担当して、私は片付け担当であることが多い。もちろん、パートナー自身が片付けをすることもある。 ここで、感謝を述べるにあたり、難しいことがある。 掃除、洗濯、Amazon から届いた荷物を梱包から解いてあるべき場所に整頓する、などの「片付ける系」は、その動作を見ていないと、気づかないのだ。そうして、整然となっている状態に対する感謝を忘れて、喧嘩に発展することもある。 ここで、見える化を「増える見える化」と、「減

          増えるワカメと、バニシュ&デス

          わかりそうでわからない例えを攻める

          説明をする。伝わらない。 大体その場合は、例えを使う。 それで笑いと理解が得られたら、万々歳だ。 例えば、Zoomなどのビデオ会議で、パソコンとモニター両方から音声をつないで、ハウリングしてしまった場合。 普通なら「ハウリングしていますよ、ミュートにしてください」というだろう。 そこで、「声がマクロスの異星人みたいになっていますよ〜」と伝えたらどうだろう。わかる人にはわかり笑いが生まれ、人によっては「マクロスじゃわからないですよ!」と突っ込みを入れてくれるかもしれない。

          わかりそうでわからない例えを攻める

          多様性とアンサンブル

          「大学4年間のデータサイエンスが10時間でざっと学べる」を読んだ。 細かい数式や、専門用語は別として、面白い考察があった。 それは、「各専門家が独自にそれぞれの情報源を分析した結果を集約したほうが、モデル間の相関が下がる分、全体として優れたものになる」(p.59「アンサンブル法のコツ」より)というアンサンブル法の特徴を専門家で例えた文章だ。 アンサンブル法の説明は他で調べてもらうとして、ここで言いたいのは、データソースが異なる方が、全体として優れたものになる、という点だ。

          多様性とアンサンブル

          情報を絞って、消化不良の脳を筋肉質に。

          最近、「ぼんやり」が脳を整理する という本を読んだ。 著者は作業療法士の方で、リハビリなどを手伝っている現場の目線と科学的に証明された(論文読んでいないから詳細はわからないけど)情報をもとに書かれていた。 その中で「脳を内臓の一部と考えると、現代人は情報の食べ過ぎ」といった表現があり、なるほど、と思った。 最近では、タイパ(コスパのコストを時間=タイムに置き換えた言葉らしい)を優先して2倍速で再生するZ世代も話題になったりと、情報を10秒チャージ・2時間キープする輩が増え

          情報を絞って、消化不良の脳を筋肉質に。

          わたしはν(ニュー)ガンダムにもなりたい。

          「俺たちが、ガンダムだ」という話ではありません。 人が宇宙に出たら、地球外生命体との相互理解は大事とはいえ。 今回は互換性の話であり、補給や管理の話です。 現在、ウクライナ・ロシア間で戦争状態が続いており、早く停戦してほしいと願いつつ、宇宙世紀を一通り学んだ世代としては、オデッサと言われるとマチルダさん を思い出してしまいます。 戸田恵子さんはアンパンマンだけじゃない! で、話を戻しますと、戦いとは、いつも二手三手先を考えて行うものだ と大佐が仰るとおり(話が戻っているの

          わたしはν(ニュー)ガンダムにもなりたい。

          パラディンか魔法戦士になりたい。

          ドラクエの話ではない。今後の自分の方向性の話である。 先にドラクエの「てんしょく」の話をしておくと、主人公らがダーマ神殿というところで自身の生き方を宣誓することで、転職できるシステムである。 ドラクエ3からてんしょくシステムは始まっており、私の知っているところは、ドラクエ3/6/7あたりである。 ※一般的な転職と分ける意味で、ひらがなで「てんしょく」と表記する。 今回は、天地雷鳴師みたいな教祖的な職種はついていけないし説明しづらいので、ベーシックな、まほうつかい、そうりょ

          パラディンか魔法戦士になりたい。

          伝えてください。って難しい

          最近、Audibleで聞き流しをしている。 将棋の羽生さん関連や、ひろゆきさんの1%の努力やらを聞いている。 その中で「バナナの特徴を100字で伝えてください」というのを聞いた。 要は、相手に「伝える」気持ちで、相手がイメージしやすい言葉で、解像度あげてもらうための方法論の話だ。 自分の場合、いったん俯瞰図で見るイメージから、相手の視点に画像を移していくイメージで考えることが多い。 ゲームしている人向けにいうと、メタルギアソリッドをプレイして、俯瞰で見ている視点から、(相

          伝えてください。って難しい

          それでいいのか、代理人。

          あまりネガティブなことは書きたくない。 それでも書いているということは、よっぽどだ。 ある自動車会社から中古車で自動車を購入し、先日、手放した。 約2年間の間、自動車保険も含め、連絡をくださったことは感謝している。 おかげさまというか、自動車を移住先の近くで売却することができた。 ここまではよくある話で、ここからもよくある話だ。 車両の売却の時点で、「車両はすでに売却した。所有権解除などもあるから手続きがあればよろしく」と営業担当にSMSで伝えていたが、保険の解約がなされ

          それでいいのか、代理人。

          残りの2割の迷いと遊び

          近くにTSUTAYAがあって、2週間に一度くらい、マンガを借りにいく。 冊数の内訳は8割以上がこれまで読んだことあるシリーズの最新版。 例えば、タッチ→H2→MIX、新テニスの王子様、るろうに剣心の北海道編。 ここまでは入って5分もあればサクサク進むのだが、ここからが大変だ。 「10冊で特別料金」というのがあり、残りの2〜3冊を選ぶことになる。 ジャンルを広げるか、古典を再度読むか。 この問いに向き合い、時間をかけることになる。 はっきり言って、コナン、ワンピースばりの

          残りの2割の迷いと遊び

          出世の石段は正面からだけじゃない

          先日、2年半ぶりくらいに愛宕神社に行った。 毎年6月下旬には「千日参り」で行列ができる神社だ。 この神社は丘の上にあるため、目の前にあるVolvoから階段を登っていくと、オールスター感謝祭の「心臓破りの坂」的な勾配に立ち向かうことになる。 600段以上続く、香川の金刀比羅宮(こんぴらさん)とは違った根気を求められる。 この勾配は、傾斜が40度あるらしく、誰かに後ろから支えてもらわないと登れないくらいだ。 レッツ&ゴーのグレートジャパンカップで、黒沢のブラックセイバーのせ

          出世の石段は正面からだけじゃない

          努力は報われない。けど

          羽生選手が4回転アクセルに挑戦していた。 完璧とは言えないかもしれないけれど、今出せる最高のものを出していた。 道を切り拓いた人は大体、最初は失敗している。 挑戦した人は、やらかしている。 努力は報われない。後で誰かが成功することもある。 それでも。 転んで、床に打ち付けられ、それでも立ち上がる姿に、 なんで心を動かされるんだろう。 自分はちゃんと挑戦できているだろうか。 昨日よりも1%でも前に進めているだろうか。 ということで、筋トレをすこしやって寝ます。

          努力は報われない。けど

          コンピューターと笑いと曖昧さ

          『思考の整理学』読んでいて、コンピューターに代替される日が来る、という話があった。昔の話なのにすごいね。 これに対して、エンタメなら人間出ないと無理、と思ったのだけど、よく考えたら、攻殻機動隊のタチコマなんかを想像したら、おじいちゃんの相手しながら、介護施設かどっかで働いて、バトーさんに好かれるという八面六臂の活躍をしている。 そうすると、残るのは「曖昧性を受け入れ、逆に信じてもらう(7つの習慣的にまずは相手優位の書き方)」能力が最後まで残るのかなあ、と。 論理的であるこ

          コンピューターと笑いと曖昧さ