FASTALERTの“速報性”と“正確性”を支える特許技術
はじめに
今回のnoteでは、「FASTALERTの“速報性”と“正確性”を支える知的財産」と題して、JX通信社のもつ特許技術について、ご紹介いたします。
FASTALERTの情報提供の流れになぞらえて、「情報の収集」、「情報の分析」「情報の配信」の3つのフェーズで、どのような特許技術が活用されているかをご説明します。最後までお読みいただいた方へ、無償トライアルのご案内がありますので、ぜひご一読ください!
「情報の収集」で活用されている特許技術
FASTALERTは、SNSからの投稿に加えて、当社のニュースアプリ「NewsDigest」からも、目撃情報の投稿や、気象警報の発令などの通知画面を通じて情報を収集しています。
この仕組みを「アプリユーザーから様々な情報を収集するしくみ」として、特許を取得しています。(*特許7066032号)
「情報の分析」で活用されている特許技術
多くのSNSでは、投稿された動画像に含まれているGPSデータは自動的に削除されており、どこで投稿された情報であるか、改めて内容から特定する必要があります。
FASTALERTは、検知した事件・事故・災害の目撃情報について、AIが動画像や文字情報などから位置情報を推定し、専門スタッフによるWチェックを経て緯度経度情報を付与しています。このとき、SNSから得ることができる様々な要素を加味して解析し、より正確に位置情報を推定する技術に関して特許を取得しています。(*特許7215815号)
「情報の配信」で活用されている特許技術
先ほど紹介した「位置情報の推定技術」を活用し、FASTALERTのサービス上で、お客様の事業拠点周辺で災害が発生した際に、個別にその通知を送るしくみについても、特許を出願しています。
このしくみは事故・災害があった際に、自社の施設やサプライチェーンの状況を効率的に把握することができるので、製造業の皆さまにご愛顧いただいているものです。
他にも、SNS上の事件・事故・災害などのリスク情報を地図上にわかりやすく表示するしくみについても、特許を取得しています。(*特許6993485号)
加えて、地図上で、河川や道路、鉄道など広域に広がるインフラに関連した災害情報を効率的に抽出表示するしくみについても、特許を取得しています。(*特許7125694号)
これらのしくみは、FASTALERTのマップ上で「今、なにが起きているか」を直感的に把握することができるので、自治体や官公庁の皆様にご愛顧いただいているものです。
おわりに
今回は、FASTALERTで活用されている特許技術の一部をご紹介しました。
ご紹介したもの以外にも、報道DXを推進するJX通信社では報道関連技術の開発にも注力しており、「ニュースの見出しや原稿を自動生成する技術の特許」(*特許7228937号)といった特許も取得しています。
当社は、開発した多くの先進的なテクノロジーを活用し、FASTALERTを今後も開発・改良していきます。
引き続き、より豊かで安全な社会を創るため、研究開発に取り組んでまいります。
特許技術に関して、FASTALERTのHPでもご説明しておりますので、ぜひご覧ください!
▶▶「FASTALERTの特許技術」についてはこちら
こうした技術を活用したFASTALERTは、現在「無償トライアル」をお試しいただけます!まだ天候が不安定な時期が続きますので、ぜひご活用ください。
▶▶「FASTALERT 無償トライアル」はこちら
また、当社では他社との共同製品開発、API提供による技術協力にも積極的に取り組んでおります。上記の特許技術を活用した製品開発にご興味をお持ちの方も、ぜひ上記からお気軽にお問い合わせください。
特許に関するお問い合わせもこちらからお問い合わせください。
▶▶共同開発・API連携・特許技術に関するお問い合わせはこちら
10月11日〜13日にかけては、東京ビッグサイトで開催される「危機管理産業展2023(RISCON)」に出展いたします。
FASTALERTを実際にご確認頂ける機会となりますので、ぜひ弊社ブースへお立ち寄りください!
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