部活動の地域移行は無理
部活動の地域移行は無理です。
スポーツクラブへの移行?
いくらでやるんですか?
スポーツクラブは全国に部活動の分だけあるんですか?
文科省の事業の中でも、地域移行をしようと思ったができていなかった事例はすでに発表されています。
部活動の問題解決はそこではないです。
地域移行なんて無理ってみなさんなんとなくわかっていませんか?
具体的なスポーツクラブと部活動の数を調査したわけでもないのに地域移行なんてことをいうのは詭弁です。感覚的に無理なレベルのものはどうやっても無理です。地域移行で解決するわけはありません。これは多分、文科省もわかっているはずです。
ので、まずは文科省から、根本的な数を減らす指針を出してください。
具体的な解決ラインとしては、「3年後には部活動の数を半数に減らす」という宣言をする、あたりでどうでしょう。スポーツ庁長官の室伏さんからもこの宣言を出して記者会見を大々的に打ってはどうでしょう。
3年後というのは、中学校1年生は卒業まではできるが、今の小6が中1に上がるタイミングで半数の部活動を廃止しますということです。
廃止する部活動は地域移行が可能か、教員の負担にどれくらいなっているか、という視点でアンケートを取って決めます。
教員の異動の問題などもありますが、異動先で部活がないケースなんてままありますし、教員の本務は部活動ではないのでここでは置いておきます。
その上で教員がどうしてもその部活動を残したいのであれば、残してもいいんじゃないでしょうか。感覚的には、半数以上の先生は部活動の存続を希望しないのではと思います。ここに、文科省の強力な支援方針を当ててください。
加えて、地域移行や地域のスポーツクラブへの補助は出してください。ここは両輪でいく必要があります。
学校側は、どの部活動を廃止する予定かHP上で明示してください。今小学生である子供と保護者に選択肢を与えるためです。
これでもまだ部活動問題の解決には至りませんが、これくらいしないと部活動の根本問題の一部に触れることさえもできていないのではないでしょうか。
おそらく一部の国会議員から「保護者の票を落とす」という理由で猛烈な反発を食らうでしょう。
が、どこかのラインで手打ちにすべきとしても、「部活動そのものを減らす」という宣言は文科官僚から根回しに根回しを重ねてでも出すべきです。
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