皆さま、こんにちは。
前回の更新に引き続きGWの小旅行の思い出を振り返っていこうと思います。
茨城県潮来市で開催される「あやめ祭り」にて目玉の嫁入り舟を見たり、お昼ご飯にピザを食べたりと充実した時間を過ごしました。
午後からは移動し、初めに訪れたのは千葉県香取市にある香取神宮。関東地方中心に全国にある香取神社の総本社です。日本書記に登場する武の神様「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」を祀っているそうです。上代文学に明るくないのですが、日本文学科に入ってからこうした歴史や背景に親近感が持てるようになりました。楽しいですね。
落ち着いた雰囲気の参道、朱塗りの大鳥居や漆黒塗りの拝殿など歴史を感じるのも心を洗われました。
勝運・交通安全・災厄よけなどにご利益があるらしく、参拝後に運だめしでおみくじを引いてみました。
結果はなんと大吉。内容もなかなかに良いことが書かれていたので満足です。
香取神宮で一番盛り上がったのは「要石」。そうです。映画「すずめの戸締り」の作中に登場するあの要石です。いわば聖地巡礼ですね。といっても実は「すずめの戸締り」未履修な私は先に本物を見てしまった感があるのですが。作品内ではミミズが地震を引き起こすとされているそうですが、私たちの世界の要石は古くから地震を引き起こすと言われていたナマズを押さえています。要石をみながら「もし、今動いてナマズが暴れ出したらどうしよう」とわいわいして盛り上がりをみせました。こちらでもしっかり参拝して、自然と歴史を感じる素敵な時間になりました。
香取神宮を後にして佐原市に向かいました。佐原は「北総の小江戸」と呼ばれる水郷の町で、その名にふさわしい、落ち着いた古い町並みが広がるエリアをのんびりお散歩しました。川沿いに並んだお店には干物や漬物などを扱うレトロな商店から今どきでお洒落なカフェまで様々でワクワクしながら探索していました。
佐原の有名人といえば歴史の教科書に必ず出てくる伊能忠敬だそうです。伊能忠敬の旧宅が無料で見ることが出来ました。忠敬が婿入りしてから隠居するまでの約30年間を過ごした場所で、酒屋を営んでいた土蔵造りの店舗や炊事場、書院などが現存しており昔の生活の一端を感じました。
立ち寄った休憩所でハンドメイドアクセサリーが販売されており、折角だからと購入しました。少し前にショートカットにヘアスタイルを変えてから大ぶりなピアスが欲しかったので、カラフルで大きめなピアスと乙女心をくすぐられるキラキラの宝石みたいなリングです。普段だったら買わないようなものでも、お出かけ先だと気が大きくなってしまいます。しかしその分素敵な出会いが出来るので、大満足なお買い物でした。
1日の内で特別な体験をたくさんできたそんな日でした。久しぶりの小旅行だったため、ちょっぴり疲れもありましたが、それ以上にリフレッシュな旅!大学生の間に色々なところに行って色々なものを見たり、聞いたりする経験をしたい!と改めて思いました。ブログはそれを皆さんに共有する1つの素敵な手段ですね。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。