パパに下された指令は「ママの手を守ること」
11月って一応「秋」になるとは思いますが、朝晩も10月の比じゃないくらい冷え込んでいよいよ「冬」がもうすぐそこまで来ているという感じですよね。
皆さんは夏と冬どちらが好きですか?
私は断然夏です。セミを始め虫と遭遇すること以外は圧倒的に夏が好きです。
冬の嫌いな理由はいくつかあります。
服も沢山着ないといけないし、外に出るのが億劫になりますよね。
何よりも最大の敵は『乾燥』。
喉なんかも油断大敵!ちょっと油断したら一気に喉をやられますよね。今はコロナもあるので本当に皆さん喉のケア忘れずに。
そして、「乾燥」と戦うのは喉だけじゃない。
『手』だ。手のひら、指、手の甲だ。
家事、育児をこなす方、仕事で水を多く使う方は本当にこれに悩む人は多いと思います。
現に私もニベアのハンドクリームを常備しているぐらいなので。
私も先日まで両方の親指の爪の力を入れるところが切れていてまるで力が入らず、ボタンをかけるのも一苦労。子どものゼリーを開けるのすらできないくらいダメージを負っていました。
そして、こういうトラブルで苦しんでいる多くの方は女性ではないでしょうか?
日本はまだまだ女性の家事の時間が男性に比べ圧倒的に多く、当然水に触れる時間が増えますし、この肌トラブルを抱えている方は多いのではないでしょうか?
ましてや子どもがいれば、通常の家事、トイレやおむつ替え、その他色々な水を使う機会、手を洗う機会が必然的に多いともいます。
我が家のママももちろんその一人です。
手が痛くて曲げられない程だというので、見てみると手の平側の指が壊滅的に切れまくっているではないか!全ての指がダメージを受けている。
先ほど触れた私の「両手の親指の爪の部分」のダメージは10段階でいうと6ぐらいだ。親指は苦しいが、他の指が幸いダメージが少ないからだ。
しかし、ママのこの手は10段階中10だ。
壊滅的。この一言で十分なぐらい全部の指がやられているし、ハンドクリームが相当塗らないとはいっていかないレベルだ。かといって家事育児は止められないし、回復にはどうしても時間が必要だ。子どもはハンドクリームを頻繁に塗る時間を早々与えてはくれない。週末の休みはパパが子どもの事を全般やるので幾分かママの手の回復は可能だが、2日で治るレベルではない。
それでもギリギリなんとかなるぐらいまで回復させたのが、先週の日曜日の夜だ。それでも、週が明ければまた同じことの二の舞だと感じたパパはママに指示を下す。
①ハンドクリームの徹底。
子どもはなかなかハンドクリームを塗る隙を与えてくれない。どんなに段取りを考えて手を洗わないで済む方法を考えようともイレギュラーな事を起こすのが子ども。手を洗う回数は必然で増える。しかし、それを言っていても仕方ない。ちょっとでも空いた時はハンドクリームを徹底することを要求。
②外出時の手袋の着用
綺麗な状態で置いてあったママの手袋。それを発見したパパはこの手袋の着用を義務化させることに。
外気。これが厄介。でもこの手荒れの悩みを抱えていない人は手袋なしでも手は切れないのだ。でも手荒れを悩みにしている人は違う。多くの場合水を使ってそのまま外出することが多いのだ。それがトイレか子供の事か洗い物かは分からないが、その水分が残ったままの手に外気に触れて一気に乾燥を加速させるのだ。なので手袋で外気からのダメージを軽減させることに。
③残りの家事はパパがやる。
交代出来ない家事も多い。でも、交代出来る家事もある。そして夜寝るのが遅いのはパパ。つまり少し遅く家事をしていても大丈夫なのはパパの方だ。ならばママの手を休める為に残りの家事はパパがやればいい。もちろんパパの手も万全ではないが、酷くない方が助ける。今はパパの手の方が状態はいい。少し家事が増える分は問題ないだろう。
以上3点の徹底を遂行した事により今週が終わった時のママの手の状態は先週と比べ物にならない程良い。1、2ヵ所切れている程度だ。
良かった。
この冬の乾燥は本当に厄介だ。
そして、ママの家事育児の戦力を落とすのはやはり辛い。手荒れが酷いと何をするにもやりたくなくなるし、こちらとしても見ていられない。それならパパが頑張るしかないと私は思う。ママが崩れる前に立て直す。どうしても家の外で戦うパパはどれだけ家事が出来ても圧倒的にママより時間が少ない。だから「家」の事でママに崩れられると辛い。
そうなるぐらいなら自分の時間を削ってでもママの回復に使った方が私はいいと思う。
もちろん、パパが駄目な時は助けてもらう。でも、やれる方がやる。フォローできるところはする。これを徹底していけば、辛い「冬」も乗り切れるのではないだろうか?
手荒れ。本当に厄介だ。毎年ニベアさんには感謝している。ニベアさん、あなたがいなければこの記事はかけないし、ママは手がボロボロのままだ。ありがとう。そしてこの冬も沢山お世話になります。どうぞよろしく。
うん、手が動くっていいね!