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6節を残して累計入場者数の最多記録を更新 :: WSL Watch #052

完全に小ネタだけど、今シーズンのWSLの全試合の入場者数の合計が717,721人になって、16節終了時点で既に最多記録を更新したんだとか。まだ6節=36試合残ってるから最終的に大幅な記録更新になることは間違いなさそう。

ちなみに、『BBC』の記事によると22/23シーズンの689,297人がこれまでの記録だったとのこと。

ちょっと細かく計算してみると、16節で717,721人ってことは、1節平均が約44,854人、1試合平均が7,476人ってことになる。個別の試合を見てると、やっぱりメンズ・チームのスタジアムで開催した試合の入場者数が文字通り桁違いで。ちょっと話が逸れるけど、改めて通常の試合で使ってるスタジアムのキャパシティも調べてみたら、実は10,000人を超えるキャパシティのスタジアム自体も全然少なくて。例えば、いつも中継を観てて「メチャメチャほのぼのとしたスタジアムだな」とか思ってたエヴァートンのホームのウォルトン・ホール・パークなんてキャパシティが2,200で、しかも、座席数は500らしくて。この例はちょっと極端だけど、規模の面だけじゃなくアクセスなんかも含めて、ちょっと両極端になっちゃってるのが現状っぽいのかな。

話を戻すと、特にアーセナルはこれまで開催したホームゲーム8試合の内、エミレーツ・スタジアムで開催した5試合全て35,000人以上入ってて、開幕戦のリヴァプール戦で54,115人、9節のチェルシー戦で59,042人、14節のマンチェスター・ユナイテッド戦で60,160人入って、今シーズンだけで3回記録を更新してて、さらに15節のトッテナム・ホットスパー戦も60,050人だったから2試合連続で60,000人超えっていうスゴイ記録を打ち立ててる。

あと、最近で印象が強いのは、コレもアーセナル絡みなんだけど、直近のチェルシー対アーセナルの上位直接対決のロンドン・ダービー。スタンフォード・ブリッジに32,970人入って、チェルシーのホームゲームの記録だったらしいんだけど、実はこの試合は現地時間の金曜の夜の試合で。チェルシーは翌週のミッドウィークにUEFAウィメンズ・チャンピオンズリーグの決勝トーナメントのアヤックス戦を控えてるから金曜の夜になったのかな? これまでの平日開催の試合の記録まで調べてはないけど、金曜の夜に30,000人超えっていうのもかなりすごい数字なはず。

残り6節で累計入場者数がさらに記録が伸びそうな要素として、上記の『BBC』の記事もちょっと触れてるけど、メンズ・フットボールの3月の代表ウィークに合わせて、'Women's Football Weekend'って銘打って意図的にビッグ・マッチを組んでるらしいって点もある。去年もやってたんだけど、個人的にはコレはすごく面白いと思ってて。だって、代表ウィークって週末を挟んだ約2週間に2試合くらい消化しなきゃいけないから、基本的には1週目の木曜くらいに1試合、2週目の火曜くらいにもう1試合って感じで、土日に開催されることはほぼないから。当然、サッカー・ファンもメディアも週末に観る試合がないから注目されやすくなる、と。

ちなみに、今シーズンの場合はダービー・マッチが2試合、マンチェスター・シティ対マンチェスター・ユナイテッドとエヴァートン対リヴァプールがそれぞれメンズ・チームのスタジアムで組まれてる。

ちなみに、時期は違うけど、昨シーズンのエティハド・スタジアムでのマンチェスター・ダービーは44,259人、グディソン・パークでのマージーサイド・ダービーは22,161人入ったとのこと。

マンチェスター・ダービーは日本時間で21:30キックオフだから観やすいし、無料で観れるDAZNの配信には小松正英の日本語実況が付くらしい。ただ、ケガで離脱してる宮澤ひなたが復帰できるのかは微妙っぽいけど。

しかも、'Women's Football Weekend'を含めた今シーズンの残り試合で、ウェスト・ハム・ユナイテッド以外のチームは最低1試合はメンズ・チームのスタジアムでホームゲームを開催する予定してるんだとか。やっぱり、今シーズンのWSLは最終的に最多入場者数記録を大幅に更新するメモリアルなシーズンになることは間違いないっぽい。

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