『ザ・ガーディアン』がベレーザを紹介する記事を掲載 :: WSL Watch #112
完全に小ネタだけど、『ザ・ガーディアン』に日テレ・東京ヴェルディベレーザ(以下、ベレーザ)を紹介する"Tokyo Verdy Beleza: a football talent factory that flies under the radar"なんて記事が掲載されてたんで備忘も兼ねて。今のWSLと無関係ってわけでもない気がするんで。'a football talent factory that flies under the radar'だから「タレントをどんどん生み出してるあまり知られてない工場」みたいなニュアンスなのかな。
記事の内容としては、日本のウィメンズ・フットボールの状況に触れつつ、WSLファンにはお馴染みの長谷川唯とか植木理子、岩渕真奈とか澤穂希みたいなレジェンド、さらには日本が準優勝した先日のFIFA U-20ウィメンズ・ワールドカップに出場してた土方麻椰とか松永未夢(原文では'Mayu Matsunaga'になっちゃってるけど、たぶん松永未夢のことだと思うけど)とか氏原里穂菜なんかの名前も挙げて、松田岳夫監督だったり同じくベレーザ出身の永里優季のコメントなんかも交えつつ...って感じ。
ちなみに、記事を書いてるのは日本でウィメンズ・フットボールを取材してるフリーランス・スポーツライターのアレックス・ビショップ(Alex Bishop)氏。日本のファンとしては特に驚くこととか知らなかったこととが書いてあるわけじゃないかもしれないけど、確かに現地のWSLファンは知らないことが多いだろうし、不思議な感じがするのかも? とか思ったり。それだけで十分こういう記事が『ザ・ガーディアン』みたいなメディアに載る意味は大きいと思うし。
あと、改めて確認してみたら、今シーズンのWSLでプレイしてる12人の日本人選手でベレーザ(及び下部組織のメニーナ)に全く関わりがない選手のほうが少なくて、実際にマンチェスター・シティの長谷川唯と清水梨沙と山下杏也加と藤野あおば、レスター・シティの籾木結花、ウェスト・ハム・ユナイテッドの植木理子、マンチェスター・ユナイテッドの宮澤ひなたの7人が在籍経験があるって、今まであまり気にしたことなかったけどよくよく考えればかなりすごいことだと思うし。もちろん、完全にベレーザ育ちって感じの選手から在籍してたことがあるってレベルまで、関わりの濃淡には個人差があるんだろうけど。さらに、残りの5人に関しても、レスター・シティの宝田沙織とチェルシーの浜野まいかとエヴァートンの林穂乃香の3人が元セレッソ大阪堺レディース、長野風花と清家貴子の2人が元浦和レッズレディースってのもちょっと興味深いんだけど。
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