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7月の日記

 7月。いつのまにかCDを大量に購入していたようだ。

・「遊撃手」 ayU tokiO
・「14 DUB BLACKBOARD JUNGLE」 The Upsetters
・「APE-OLOGY」 LEE PERRY & THE UPSETTERS
・「A MEZZANINE」 GUIRO
・「回路」 グーグールル
・「Names」 MIGMA SHELTER
・「Moonnight Tokyo」 カイ
・「オリジナルコレクション」 ギャランティーク和恵
・「カバーコレクション」 ギャランティーク和恵
・「ビューティフル・アルバム」 ギャランティーク和恵
・「ANTHOLOGY #1 ~#5」 ギャランティーク和恵
・「あかりの恩返し」 町あかり
・「Majimeに恋して」 RYUTist

多いですね。
そうそう。7月は僕の誕生日だったんですよ。だからといってたくさん買っていいのかというわけではないですが。でも誕生日もあるしいいかなと。
49歳になりました。
年々、感慨深さはなくなっているような気がします。家族からの嬉しい一言があればそれだけで満足。あと誕生日にかこつけて無駄使いできるなら。

7月前半は調子が悪かった。
どうでもいいことを書きますが相性かタイミングかどうしても好きになれなかったバンドってあります。悪意や敵対心もなく平常で肌が合わない。
bloodthirsty butchersがそうなんですけど。
好きな人が周りに多くて大きな声で言わずに隠してきたことのひとつです。
なんでだろう?
COPASS GRINDERZは大好きなのに。
CDも持ってたけど売っちゃったし、ライブだって見たことあるのにどうしてもダメだった。ま、ダメな理由を詮索する必要はないです。
たまたま見た吉村秀樹さんのソロライブはとってもよかった。それだけはずっと覚えてます。

今月買ったCDたち。発売を待ち遠しくて予約したものや買うつもりのまま保留中だったものやら急に欲しくなったものとか。49歳にもなってあれもこれも気になるのはどういうことですかね。もうひとつ言うならどこまでアイドルに執着できるのか?曲がいいから!にずっとおんぶに抱っこでごまかしてきてますが、僕49歳で船木結ちゃんが17歳ですよ!?いいんですか?
僕と同じく7月に誕生日を迎える川村文乃ちゃんは20歳。うん、こっちはぎりぎり大丈夫な気がしますね。文乃ちゃんの写真集も今月買ったもののひとつです。

7月はライブに行かず、行く予定を立てていても難しいと分かっていたから最初から静かに過ごすつもりでした。しかし、直前になってハロコンの広島、一日だけなら行けるのでは?と状況が変わる。そわそわしながらもそうと決まれば行動が早い。なんとかしました。
ハロプロも最近どうも熱が下がってきて、大好きな船木結ちゃんと川村文乃ちゃんのいるアンジュルムを応援するのみ。それでも行けばコロリと気持ちは変わるものです。楽しいな。ハロー!は贅沢です。だから時々でいいのかもと思ってみたり。
当日、結ちゃんは喉の手術をしたばかりで歌が歌えずダンスのみ披露という特殊な出演。辛い!結ちゃんの歌が聴けない!でも、辛いのは結ちゃん自身じゃないか!!今日、こうやって偶然にも急遽僕が見に行けるようになったのはそんな結ちゃんを力いっぱい応援するためだったのかもしれない。運命だ、きっと運命だ。前後に影を落とす仕事のあれやこれやなんて関係ない。とヲタク特有の前向きさで会場へ。今一つ大声で叫べない僕ですが、「結ーーー!!!」と声援を送り本日の任務を完了です。
BEYOOOOONDS。みんなビヨーンズに夢中です。若いグループですからね。僕は脇目も振らず。一途ですよ、結ちゃん。カントリー・ガールズの素晴らしい新曲披露もありました。ビヨーンズ?いやいや・・・。
リサーチの結果、西田汐里ちゃんが可愛いなと思ったのでずっと目で追ってました。いやあ、西田さんイイネ!BEYOOOOONDS、イイネ!
通路の近くの席だったので降臨メンバーを近くで見ることができました。あっちこっち目移りしながら自分の正面を見ると見たことのない美少女がいる。顔も可愛いけど、笑顔がもうアイドルとして完璧、真面目に照れてしまうような微笑み。え!?誰??ビヨーンズだよね。
終演後速攻で調べました。
島倉りかちゃんです!!
やった!!可愛いね!!

ayU tokiOのCDを買ったのはRYUTistの「心配性」という曲が大好きでその作者の音楽を聴いてみたかったから。星屑スキャットで気になったギャランティーク和恵さんも一気買い。町あかりさんの提供曲もよかった。そういえば町さんのCDでまだ持ってないのもあったな。夏はDUBだな。リー・ペリー。ヤギヤスオさんのツィートを日々読んでるからかもしれない。
GUIRO。松本亀吉さんが溺死ジャーナルで褒めてたんで買うしかない。あなたは好きな人が褒めてたから何の疑いもなく真似して買うことはある?僕はある。好きな人が悪口言ってたら聴かなかったりする?それもある。大いにある。耳はあてにならないけど、目と耳と文字で気が付くとあれもこれも買っている。部屋はCDだらけだ。子供にも突っ込まれる。子供を車で駅まで向かっていくじゃないですか。アンジュルムの次の日がリー・ペリーで次の日はカイちゃんで夜は何故かギャランティーク和恵の昭和歌謡。お父さんどうしたの?しっかし、カイちゃんのCD、すっごく良かったね。それはまた後で書くけど。
僕の父はほとんど音楽を聴かない。母も全然。弟も普通だろう。父は本だけはたくさん持っていた。部屋が本だらけだった。でも、家を売り払ってマンションへ引っ越すときに8割方は処分したんじゃないのか。静かな老後。僕もそうなる。今はCDの山。きっと無駄だらけ。でも今は許してほしい。あ、でも突然死んじゃったら迷惑かけるのか。いずれにせよごめん。

7月は仕事のストレスもあるし、年々体力落ちてすぐ熱中症になって倒れてた。偏頭痛もね、これも年々辛くなってきて体が言うことをきかない。寝てる、気が付くと寝てしまい朝になる。休日だけど動けない。やっぱり突然死んじゃうかもしれない。そんな鬱憤が募ってインターネットのボタンを押してしまう。注文!届く届く、すぐ届く。
何があっても軽率に死んじゃうかもと書けないなと思う。思ってる。昨年西日本豪雨で水が止まって往生した。ものすごく無力だった。やはり簡単に死ねない。死にたいなんて言っちゃいけない。でも、しんどい時はなんて言うのだろう?死にたいなんて言っちゃうんだろう。
7月は少しずつ暑くなって季節は夏。夏は暑い。暑くてしんどい。暑さの所為にしておこう。夏の間だけは。ちっとも片付かない問題やモノで散らかった部屋にも暑くて手を付けられない。夏だから。

8月はRYUTistだ。渋谷クアトロである8周年ワンマンライブに行く。広島から東京まで遠征するにはRYUTistくらいの理由がないと許されない。それが今の力関係。チケットはとっくに押さえてる。7月は往復の切符を予約した。来月は行くだけだ。8月11日まで死んじゃいけない。

THERE THERE THERESの亡霊。彼女たちの解散の痛手からまだ脱出できない。それでも元メンバーや同レーベルのグループたちの活躍がめざましく泣いてる暇を与えてくれない。
何度かのメンバーチェンジを繰り返し今に至るMIGMA SHELTER。二年前に初めて見たときから今も一人残ってるのはミミミユちゃんだけだ。去年ゼアゼアを見に大阪へ行った時のMIGMA SHELTERはミミミユちゃんと新メンバーのブラジルちゃんの二人組に。寂しさもありつつ、まだ続いくていくんだという強い意志に感動した。そして今は元ゼアゼアのレーレさんがメンバーだ。新しいシングル「Names」はどの曲も良いのだけど「NAME」がずば抜けて良い。ちょっと次元が違う。ブラジルちゃんのソロパート、祈りのような歌は最早アイドルではない。あ、つい使っちゃいましたね。アイドルなのにアイドルでないと否定して持ち上げる手法。限りなくかっこ悪い。どう例えるのが適切なのかしら。メンバーは全員愛らしく歌ってないときの振舞はアイドルそのもの。CDだけ聴いても聴こえてくる音。ライブとはまた違った迫力はもう怖さを感じるほどだ。ライブ見たい。ライブが見たいよ!とウダウダしてたらRYUTistで上京中に見れそうだ。予約しました。本当にこんな時だけ行動が早い、今の彼女たちを見なければ!そう肯定。意味なく肯定し正当化して云々。

色んな音楽を聴いてきたから中年になった現在アイドルの音楽も色々楽しめるようになった。でも周囲を見回すとそんなおじさんばかりでゲンナリする。自分もそんなおじさんだ。全然偉くないのに偉そうなふりをする。いやいや、そんな偉くないし、単なるおじさんだし!と謙遜しながら偉そうにしてる。名前が広島えりぽんおじさんって「おじさん」強調しながら他のおじさんと一線を引こうとしてる魂胆。
あ、でも本当に色んな音楽と罪を積み上げてきたから、やっぱり面白いんですよ。糧になっているというよりも罪をひとつひとつ償いながらアイドルに頭を下げてるような感じです。何を貯めこんできたんだろうなあ?いっぱいいっぱい聴いては捨て聴いては泣いて、ここまで生きてきちゃったんだよう。どうでもいい過去で心臓に負担をかけながら、自尊心を少しずつ小出しにしながら、でも可愛いから僕は満足なんです。おじさんのお気に入りになんてならないで。

グーグールルのCDもいいんですよ。アルバムもこのシングルも何回聴いても飽きない。楽しさなら一番。ライブに縁がないのが一番無念。なかなか叶わない。柳沢あやのちゃんが今度アイドルグループ作るんです!と言うのを聞いて、ソロ(CLOCK&BOTAN)も良いのになんでグループを?と疑問に思った正直最初は。でも、やっと分かった。これならやっぱりグループだね、グループのグルーブだ。いつかきっと見に行く。
あと、コマチさん。僕はMIGMA SHELTERでのコマチさんしか見たことがない。ライブはあるけど接触はないので話したことはない。ただTwitterでつぶやくと速攻で「いいね」をくれる人。マメなアイドルだなあと最初は思ってたけど、ライブ動画見たりブログ読んだりしてるうちになんて真面目にアイドルな子なんだろうと尊敬するようになった。コマチ推しの人はきっと誰よりも幸せだと思うよ。

カイちゃんのソロ、染めた髪で歌う「ムーンライト・Tokyo」をMVで見たときは、あー、カイちゃんはこんなのをやりたかったのか・・・くらいの感想だった。可愛いなあと。僕はゼアゼアのカイちゃんしか知らない。ベルハーのカイちゃんは円盤や映像の中でしか知らない。
次に聴いた「秘密の扉」ですっかり参ってしまった。曲もMVもこんなの彼女じゃないと成り立たない。ニューウェイヴだ、ニューウェイヴというジャンルじゃなくてそれを初めて聴いた中学生のような音楽だ。新しい扉、秘密の扉。49歳のドキドキは郷愁なのかもしれないけど。調べると「本日休演」というバンドの曲らしい。MVはそれぞれまるで双子のような構成。まだ知らない面白いバンドがあるんだな。CDを買おうか・・・と延々続いていく消費の扉。カイちゃんのこのミニアルバム、7月通勤時の車の中で一番聴いたかもしれない。

今年の2月28日、THERE THERE THERESが、ゼアゼアが解散しちゃいましてね。しちゃいましてね、なんて本当は書けないほど辛いんですが。実はゼアゼアについて書いた未完の下書きがnoteにあって、結局書き終わらないままに辛い夏なんです。多分しばらく公開できない。
ベルハーからの付き合いの人はきっとまた思いが違うし、一層悲しみも深いのかもしれない。でも、それを置いておいても僕だってしんどい。未だに怒りをどこへ持っていけばいいのか分からない。年相応にバンドの解散やら休止やら死別やらたくさん経験してきたのにな。
代替はないと分かっていても、今のMIGMA SHELTERやグーグールルの音楽を聴いてると少し大丈夫になる。特にライブ映像見てると、ここ最近のはもしかしてゼアゼアの先の景色があるかもしれないとワクワクするくらい凄い。ゼアゼアは消えてなくなったんじゃないんだなと。
カイちゃんもそうだ。これだけはっきりとやりたいことがあったんだと今更のように思う。めいちゃのNILKLYも曲が揃ってきて少しずつ全貌がわかってきた。あの黒い羽根の衣装だけでびびっちゃいそうだけど。みずほちゃんもスタートしましたね。本当どうなるか。ワクワクしてます。涙は流さない。ゼアゼアのことで落ち込まない。応援することは死なないこと。7月に負けない。8月の予定があるから。

RYUTistの8周年記念ソング「Majimeに恋して」は聴きましたか?可愛いMVはもう見ましたか?
こんなに大好き大好き言ってるのに僕はまだライブを二回しか見たことがない。広島在住で仕方ないところではあるけど。
でも、やっと今回は思い切った。ワンマンライブの日程が分かって、多分大丈夫な日と予想し、速攻でチケット買って、後日家族が機嫌よさそうな時を狙って事後承諾。無事に行けるか毎日指折り数え祈ってる。想い、しかない。最初に見たのが2013年のTIF、次が昨年6月大阪で(ゼアゼアと同じイベントで・・・)と間隔は空きまくってるがこれだけ移り気な僕がずっと聴いてる。もしかするとそんなアイドルはそんなにないかもしれない。僕がずっと好きでいるのも大概凄いことだけど、RYUTistがずっと8年も可愛らしいままで順調に成長し今もいる凄さ。結局、一番凄いのは続くことなのか。誰がそれを続けるか。毎日ウダウダとCDを買い続け、あっちを聴いたりこっちを聴いたり。頭の中も部屋もいっぱいいっぱいだけど。嘘もあるよ。非もあるよ。暑いのは年々苦手になってるよ。思い出すのは昔のことばかり、懐かしいことを語り出したら要注意だから逃げて僕から。だけど真面目に聴いてる。49歳にもなって懲りずに買ってるんだから馬鹿か真面目かのどっちかだよ。本当にしんどい。楽しいけどしんどい。しんどいって言いたくないね7月は。誕生日を祝いながら、もう少し生きたり頑張ったりしたいです。とっても楽しかったです。
と最後は夏休みの日記みたいに締める。



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