【9月の[横浜]熱闘スタジアム 第Ⅰ部】秋立ちぬスタジアムには熱残り~気分は早くもCSステージだ!
9月前半戦は6勝7敗と、“ほぼほぼ”の闘い
9月のナイター球場には爽やかな風が吹くようになったが、横浜ベイスターズの熱い闘いは続いている。
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《9月前半戦の熱闘》
9月1日 〇 中日戦 (横浜)
2~4日 ××× 広島戦 (広島)
6~8日 〇×× 巨人戦 (東京)
9~10日 〇〇 阪神戦 (横浜)
11~12日 ×〇 ヤクルト戦 (横浜)
13~14日 〇× 中日戦 (名古屋)
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――かなり前から、「過酷な日程」と心配された9月の前半戦(14日迄)を、横浜ベイスタは6勝7敗とまずまずの成績で終えた。
CSは確実か? それでも日本シリーズは、夢じゃない!
そして、9月16日からの後半10連戦、中1日(9月26日)おいての7連戦(10月3日の追加試合が発表)で貯金を取り崩すようなことがなければ、2位をキープしたまま、3位とのCS(クライマックスシリーズ)を本拠地・横浜スタジアムで闘うことができる。
できれば、苦手の広島カープより、勝ち越している阪神か巨人とCSで勝負したいところだが、広島も巨人もAクラス入りを悲願としているから、ペナントレース最終盤を必死に闘うだろう。
☞☞☞ 実際、9月後半戦16~17日を、広島に2連敗と出鼻をくじかれたが、けれど――。
横浜ベイスタは“内弁慶”(*)と言われるくらい、本拠地では強いから、CSのファーストステージ(3試合)で3位のチームを打ち負かし、首位ヤクルトが迎え撃つファイナルステージ(6試合)の神宮球場に乗り込む可能性は大だ。
(*)横浜スタジアムの全成績は36勝24敗(9月14日迄)と12も勝ち越している。
さらに、バレンティン選手の60号を抜いての<本塁打王>、史上最年少の<三冠王>を期待されるヤクルトの“村神様”のウィークポイント対策をきちっと立てておけば、ラミレス監督時代に成し遂げた日本シリーズ進出だって夢じゃない。
いまの横浜の選手たちには、それだけの夢と希望とエネルギーがある。
“強く明るく元気よく”~いつも心に太陽(大洋)を!
「いつもポジティブな空気をベンチに充満させる」――そうファンに宣言したのは、三浦大輔監督だが、実況中継のベンチの様子を見ていると、横浜ベイスタの野球小僧にも似た底抜けの“強く明るく元気よく”のチームカラーが伝わってくる。
「ベンチに沈鬱な雰囲気が漂っているのが心配」(「サンデーモーニング」のスポーツ解説・上原浩治さん)という巨人とは対照的で、今の横浜ベイスタにはたとえ連敗したとしても、翌日には気持を切り換えて試合に臨める――その原動力はベンチの明るさからきている。
(つづく)