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日本伝合気柔術 技法稽古に入る初学者のための基礎知識17
代表的体捌の口伝
体捌とは、敵の「攻撃を避ける」「体を崩し不安定にする」「体力を減じる」ための技術である。
体捌には、「手捌・脚腰捌・受身捌」のほか「虚実などの心理的駆引捌」がある。
手捌の口伝 朝顔・猫之手・旋手・霞当・多段当・連続当・鷹の爪
脚捌の口伝 巴・卍
腰捌の口伝 六法・千鳥
受身捌の口伝 積極的受身
表裏捌の口伝 霞・虚実・懸待
なお、口伝の詳解については、大東流の口伝1~31までをご参照ください。
日本伝合気柔術における当身(仮当・本当)の機能
霞当(裏拳之事) 裏拳で反射神経を惑わせ、その間に施技する。
間合を測る当 入身で当身が当たる距離=施技可能な間合、との教え。
返技防止の当 攻撃(実中虚有)あるいは施技(実)の途中に当身を施し
「先」をとり返技(裏技)を封じる。
試合勢法の当 多段同時・連続当を用いること。