離婚したいって?

離婚を切り出すのは、6割強が妻側というデータがあります。

離婚してもらえる可能性があるお金は「財産分与」「慰謝料」「養育費」「年金分割」の4つ。

「財産分与」できるのは、あくまでも夫婦が結婚後に築いた財産です。

「慰謝料」は性格の不一致といったどちらかが一方的に悪いと言えないようなケースではもらうことが難しく、夫の浮気が原因での離婚でも、普通の人なら300万円程度と思ったほうが良いでしょう。

「養育費」は夫の年収が500万だとすると、月4~6万円。

子供が2人だから2倍というのではなく、2人だと6~8万円が多いようです。

最初は払っていても、いつの間にか払われなくなってしまうというケースあるとのこと。

老齢年金としては自分の「老齢基礎年金」と、結婚していた期間の夫の「老齢厚生年金」のうちの最大で半分が受け取れますが、大した金額にはなりません。

それでも気持ちの離れた相手とストレスを抱えながら暮らすより、別れたほうが幸せなこともあるでしょう。



収入があれば、いくらでも人生をやり直すことが可能。

専業主婦の場合は、離婚前に就職先を見つけるなど準備万端にしておきたいものです。

熟年離婚も、増えているとのこと。

長年連れ添ってきた相手と別れたりしないように、生涯のパートナーである配偶者を頻繁に労うようにしましょう。

家で一緒に食事をしたり、相談し会える相手がいるだけで、老後の安心感は全く変わります。

熟年離婚をすると、お互いに生活が苦しくなることを覚悟しておかなければなりません。

二人の年金収入で支え合えば問題がなかった老後の家計も、やりくりが厳しくなるケースがあります。

どうしてもするのならば、月々に使えるお金が減ることを覚悟して、周到な準備をしておきましょう。

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