投資信託のコストって?
投資信託にかかるコストは三つ。
一つは販売会社から投資信託を購入するときにかかる販売手数料で、購入価格の0~3%が一般的です。
販売手数料が無料の「ノーロードファンド」と呼ばれる商品も増えてきました。
二つ目が、売却時にかかる信託財産留保額です。
売却額の0.1~0.5%かかります。
三つ目は投資している間継続的にかかる手数料である信託報酬など。
預けている金額の0,2~1.5%程度(年間)がかります。
継続的にかかるコストが高いと、翌年、翌々年と、運用に回されるはずだった利益が目減りすることになってしまうため、資産を膨らませていく効果が小さくなるので、単純に手数料×年数で計算した以上のデメリットがあります。
0.2%を、信託報酬が割安な投資信託選びの一つの目安にすると良いかもしれません。
アクティブファンドは、高額な運用コストががかるため、良い成績を長期間出し続けるのは厳しいのが現状です。
平均パフォーマンスはインデックスファンドの平均パフォーマンスを下回っていて、アクティブファンドを買う経的合理性はありません。
コストが安い、インデックスファンドをお勧めします。
分配金、売却益には所得税15.315%、住民税5%の税金がかかり、計算方法は、他の所得と合算する総合課税・他の所得と分けて計算する申告分離課税・購入した証券会社などが税金の計算を行う申告不要制度の三つ。
売却益と公社債投資信託の分配金は、申告分離課税・申告不要が、株式投資信託の分配金は三つの中からどれか一つを選べます。
トータルの所得によっては、株式信託の分配金を総合課税として計算することで、納税額を押さえられる可能性があるので検討してみましょう。
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