見出し画像

老後が心配だって?

65歳以降のお金について、漠然とした不安を抱いている方がいるかもしれません。

キャッシュフロー表を作成したりするのに比べて非常にざっくりですが、
簡単に家計の現状と未来を把握してみましょう。

①1年間の収入を出します。

会社員であれば、直近の給与明細の手取り額を12倍して、ボーナス分を加えましょう。

資産運用の配当金など定期的に入ってくるものがあれば、それもプラスします。

②直近1年間の貯金(資産)額。

預金通帳の現時点の残高から1年前の残高を引いた金額に、財形貯蓄をしている人や金融商品を買った人は、直近1年間の貯蓄額や購入額をプラス。

①の直近1年間の収入から②の貯金額を引きます。

それが、あなたの家庭の1年間の生活費の総額です。

次に直近1年間の貯金額をもとに、今から65歳までにいくら貯金できるか年金受給開始時の総貯金額を計算してください。

定年後は収入が下がることが多いため、生活費より収入のほうが低くなることが予想できる場合は貯金額から赤字分を引きます。

ねんきん定期便で、1年間に受給する年金の額を算出。

そこから10%(税金と社会保険料分)を引き、手取り額を出しましょう。

年金受給開始時の貯金額÷(年間の生活費ー年間の総年金額)=貯金が持つ年数です。

「62歳で住宅ローンが終わる」「60歳のときに退職金をもらう」など収入や支出の大きな変化が予想される場合は、貯金額に増減して計算してください。

大事なのは今の生活を何歳まで続けられるか把握することで、想像より早く貯金がなくなってしまうようなら、今の生活を見直す必要があります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?