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#ふとまに 百

#ふとまに  百

*読みくだし

すのちり*の
ゆられのみつ**の
ことふき***に
なておさまりし
すちりかみなり



*書きくだし

下の騒*の
揺られの瑞**の
寿***に
和て収まりし
捩り神なり

*意訳
地の騒動(大地震*)で
揺られに揺れたものの
恵まれたことに**
命を救われ***
地の神様の御猛りも
穏やかに収まったようです

*十楽註
いにしゑのむかしも、大小に関わらず、やはり地震は恐ろしいものであったことでしょう。

このうたをうたい、言霊を振るわせることにより、日頃から『捩り神(すちりかみ=地震の神)』を崇めて鎮め、万一のときも、どうか無事でありますようにと、祈念していたのだろうと想いを馳せます。


【参考資料】
①ふとまに解読ガイド
https://gejirin.com/futomani.html

②ホツマふとまにカード128
ふとまに百二十八(ももふそや)歌