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#ふとまに 一
#ふとまに 一
*読みくだし
・
あのやまの
なかうつろゐか
あわのすな
こほしのゑなの
むねそあみける
・
・
*書きくだし
・
太の山の
中 ウツロヰが
アワの砂
九星の胞衣の
宗ぞ編みける
*意訳
大宇宙の中核とは
空間・中空を司る原理によって
和合調和の性質を持つ原子分子で構築された
『9』の神性の
根本を成すものである
*十楽註
このうたは、ふとまに百二十八(ももふそや)うたの第一番であり、まさに宇宙創成の神秘そのものを示唆する『言霊』の”かたまり”であって、構成する個々の”語意”を理解するのではなく、ひとつひとつの言の葉が持つ”神霊”を直感することによって、会得してゆくものであろうと思います。
どのように解釈するかは、上述の、かなり苦心して意訳した内容の、それ以上でも以下でもないのですが、「『9』の神性」というのは、神代の『惟神(かんながら)の道』において最上の至尊として崇拝されていた『大宇宙の中央(賢釧=さこくしろ)に座する神々』を意味していて、その最も中心にある神性が【天御祖(あめのみをや)】と称され、[a: u: wa:]という”3母音の連続した振動”として表現されます。そして、その周囲に【八元神(やもとかみ)】=8個の神性が配置されており、それぞれ[tuo][pfo][kua][mui][ye][pfi][tua][mie]という”音の振動”として表現されます。
『言霊』とは、大自然の精妙な作用を呼び起こす”音の振動エネルギー”のことなのです。
【参考資料】
①ふとまに解読ガイド
https://gejirin.com/futomani.html
②ホツマふとまにカード128
ふとまに百二十八(ももふそや)歌