#ふとまに 七十
#ふとまに 七十
本(も*)に向くは
山と麓(ふもと)の
形より
心 離れて
財(たから)空しき
*意訳
人間の本質*に思いを向けてみると
容姿・見映え(すがたかたち)についてばかり言われて
こころ・精神・魂への想いは離れている
それこそが最も尊いものであるのに
*十楽註
私たちが生まれる遥か昔から、一般に人間は、容姿端麗なること(見た目が良いこと)こそが重要であるかのように、刷り込まれていると思います。
・
今では、テレビの悪影響も大きいでしょうね。
顔が良くてスタイルも良くて身体能力も高くて、人間の理想の肉体を体現したかのような『アイドル』たちの『すがたかたち』こそが、おのれの目指すべき道と、若い頃から洗脳を受け続けています。
・
でも、本質的には、それが全く正しくないことを、この【うた】は教えてくれるのです。
【参考資料】
①ふとまに解読ガイド
https://gejirin.com/futomani.html
②ホツマふとまにカード128
ふとまに百二十八(ももふそや)歌