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光・宗教・私

和笑十楽日乗

私は小学生の頃から、自室に神棚を奉り、般若心経を読経していましたが(神仏混交)、高校からプロテスタント系の学校に通い、聖歌隊に入って、聖歌を通じてキリスト教を学びました。

社会に出てからは、宗教音楽を専門とする合唱団を掛け持ちし、カトリック系のカンタータやミサ、レクイエムを含む、多数のオラトリオを演奏しました。

一方、自主映画制作にも携わり、インド領・西チベット・ラダック地方で3ヶ月に及ぶ撮影を敢行。ネパール・カトマンズにも滞在。活きたチベット密教と交わり、原色のヒンズー教に触れました。

2010年には、欧州大旅行に臨み、スペインやイタリアでは、カトリックの巨大な大聖堂を巡るとともに、ユダヤ教のシナゴーグも見学しました。
オランダでは、初期プロテスタントの質素な教会を、オーストリアでは、カトリックの可憐で華やかなルネサンス調の教会を見聞し、思想の違いに驚かされました。
モロッコでは、ラマダンの時期に当たり、イスラム教世界の営みを知り、トルコでは、初めてモスクに入ることができました。

教義も戒律も、確かに異なるかも知れませんが、日本人である私は、どんな宗教にも魅力と興味を覚え、どんな宗教にも共通する、なんだかとても大きな存在があるのを感じます。

日本人は、どうして宗教を超越できるのでしょうね。

どんな宗教でも、『光』が、重要な媒体となっているのは間違いありません。

どうして『光』なのでしょうね。
興味津々です。

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