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ラブレターを大切に読んだ

 読み終わるのがもったいなくて、ゆっくりと読み進めたが始まりがあれば終わりを迎えるのは仕方なく、読み終わってしまった。何回でも読みたい本になった。

 多くの写真が掲載されていて、そこから愛情が伝わってくる。大切にしていること、愛していること、一緒に楽しんでいる様子など
文章だけじゃなく、写真が彩りと感情を付け加えてくれている。

 この間、職場の敷地内でカメラを空に向けている人がいた。何気ない風景だけど、写真を撮りたくなる感情がそこにあって、いいなぁと思った。
 自分のスマホの写真ライブラリを開いてみた。風景が好きで撮りがちだが、友人は「人も写ってない写真なんか面白くない」と言い捨てた。確かに人が写っている方が対象に対する気持ちを伝えやすいのかもしれない。

10歳の時のことは全部覚えていません。そういうものです。だけど1年後は、覚えているでしょう。その記憶を燃料にして、またあたらしい体験をしてそれがまた記憶の燃料になります。
…食事が体の成長になるように、記憶が心の成長になるのだとおもいます。
幡野広志 ラブレター

今日からでも遅くない、楽しい思い出を息子と共有していきたい。もう20歳になってしまったけど。まだ、6年は家にいるらしいので、手抜き子育ての穴埋めに精を出していく猶予を与えられたような気がする。

もうしばらく、よろしく

みんなのヒーローアンパンマン

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