[東北旅]ありがとう東北。#270
16日 Wed.
【毎日日記。#270】
目が覚めるとそこは夜行バスの車内だった。
そうか、昨日はバスに乗ってそのまま寝たのだった。
気がつくと仙台からもう岐阜の辺りにいた。
名残惜しい気持ちを隠し、一人堂々と帰路に立った。
この旅では本当に様々なことを感じた。
カコのこと、イマのこと、コレからのこと、、、
自分と向き合った。
目的の一つでもあった被災地に直接出向き、生でその現状を見る、感じることができた。
街は非常に綺麗だった。
復興というより、新興という文字が当てはまると感じた。
過去の震災から立ち上がり、新たに力強く歩もうとする街やそこに住む人々を感じると途轍もない勇気を頂けた気がする。
そして本当に平和である現状を愛するとともに、平凡に感謝したいと思った。
平凡であることは決して悪いことではなく、むしろ感謝するべきとだと認識できたのは自分にとって大きいと思う。
今旅で学んだことをこれからの自分の人生に活かし、それを人に分け与えていけるような人間になりたいと思う。
そして何とか東北一周をすることができた。
福島から始まって、宮城、岩手、青森、秋田、山形とその全ての場所で濃い思い出を作ることができた。
この経験は宝物だし、誰にも奪われることのない貴重な経験というものだと感じた。
とにかく最後に言いたいことは『ありがとう東北』ということ。
それに尽きる。
また何年後かに行くことがあれば、その時はお互いに成長した・変化した姿を見られると良いなと思う。
帰ってからは夕日を見ながら少し読書をした。
音楽を流し景色を見ながら、旅の想い出を振り返り、物思いに耽た。
こんな時間をこれからも大切にしていきたいし、自分のマジな部分とふざけた部分⁈の両側面を大事にできたらいいなぁと思った。
旅は元気をくれるし、ワクワクを与えてくれる。
旅によって希望を持てるし、明るくなれる。
だからこそ、これからも旅は続く・・・。
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