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歴史の岩戸開き(18)~赤ちゃんは「神さま」
歴史の「岩戸開き」がもたらすもの、それは、みんな一人の「神さま」だったことを思い出すところにあります。
「神さま」をイメージするのに一番わかりやすいのは「赤ちゃん」をイメージしてもらえると良いかと思います。
赤ちゃんは「神さま」そのものです。
赤ちゃんの幸せそうな笑顔を見ると、誰もが幸せな気持ちになって自然と笑顔がこぼれます。
「神さま」と聞くと、あおぎみる存在で光々しい(神々しい)ものをイメージされるかも知れませんが、そうではなくて、本当は赤ちゃんが「神さま」なのです。
赤ちゃんも光の玉のように光々しいですが、あおぎみるというより、場の中心、みんなの心の中心にいて、赤ちゃんが嬉しそうにしていると、他のみんなも嬉しくなって気持ちが和やかになる、そういう光々しさです。
誰でも生まれた時は「赤ちゃん」です。
ですので、みんな「神さま」なのです。
人は二つの自己意識を持っています。
それを「神我」と「自我」と言います。
神我・・・自分のことを100パーセント信じている。いつも余裕しゃくしゃくで、何があってもうまくいくと確信しているので、必ずうまくゆく。自分のことが大好き。
自我・・・他者との関係、社会的な関わりの中で評価され、形づくられていく自己意識。相対的自己。
他者との関係、社会的な関わりの中で形づくられていく自我のことばかり気にしていると、どんどん自信がなくなって悩みや不安ばかりになってしまいます。
自信の大元は神我にあります。
そして、それは誰もが持っている生まれた時の赤ちゃんの心です。
人は赤ちゃんとして生まれる前に、自分が何をしたいのか、何をするために生まれてくるのかを決めて生まれてくるそうです。
ですので、今したいことが見つからない、何をするために生まれてきたのか思い出せない、と焦る必要はまったくありません。
なぜなら、赤ちゃんとして生まれてくる時に自分が何をしたいのか、何をするのかを決めて生まれてきたのですから、必要なものはすでに用意されているからです。
というより、生まれた時から自分の決めたことに従って、自分でも知らないうちに、ちゃくちゃくと日々歩いているからです。
ですので、周りの人も「この人は自分の人生のタイムテーブルに従って、ちゃくちゃくと自分の人生をすすんでいる」と信じて見守ってあげることが大切です。
心配する必要はいっさいありません。
赤ちゃんの時の心を思い出して、いつも余裕しゃくしゃくで、日々を過ごしていきましょう。
ご参考になれば幸いです。
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頓首謹言