シュタイナー『アカシャ年代記より』を読んで(前編)
「アカシックレコード」を知ったきっかけ
「アカシックレコード」という言葉を知ったのは私が小学生のころだった。
真倉翔・岡野剛著『地獄先生ぬ~べ~』20巻#168(集英社 1997年)に、屋台売りの老人(明石谷老人)が作中で
「過去・未来・すべての物・人・生物 その記録が延々と書かれた紙が・・・そんな膨大な記録なのに 見たいと思う情報が なぜかすぐに見つけ出せる わしはそれを書き写しているだけなんだ」
と述べている。これがいわゆる「アカシックレコード」であるという
(主人公は