コロナ闘病記 2024年7月初感染 ※完治済み
医学的な知識とかが無い一般人の闘病記というか、備忘録的なものです。
2024年になってからのコロナ闘病の記録的なものがあんまり無さそうな気がしたので、なんかの足しにでもなればと思って、書いときます。
コロナがどうとか、マスク着用がどうとか、薬服用がどうとかを言いたいわけではありません。2024年7月にコロナに罹った人がどんな感じだったのかのメモです。
これを読んでくださってるみなさまが、やりたいことができる身体とメンタルを持ち、それぞれの周囲が平和でありますように。
基本スペック
今回がコロナ初感染。インフルエンザは昨年よりも前に罹ったこと有り。入院する規模の病気には罹ったこと無し。
基礎疾患というか、BMIは25周辺なので痩せ型ではないです。数年に1回程度で、気管支炎喘息の発症有り。ここ1年ぐらいは喘息発作起きてない。ただし喉は弱め、数年に1回声が出なくなる程度の体調不良には陥ること有り。
体力は一般成人女性程度、週2回ぐらいホットヨガに通う程度はある感じ。
あってよかったもの
★有りが必須だと感じたもの。
使い捨てのカトラリー★
割り箸とかプラスチックのスプーンとか。家族に移さないために、食器洗いはしなくて済むように使い捨てを使用。コンビニとかでもらった分を置いといてよかった。
除菌ティッシュ★
トイレと洗面台は、家族と共用するしか無かったので、お互い使ったら拭く。
お手拭きペーパー★
お手拭き用の乾いたペーパー。お手洗い行って手を洗ったら、このペーパーで拭いて、足元に置いたゴミ箱に捨てればタオルを使用しなくてOK。
ゴミ袋★
いろいろと役立つ。シンプルに自分(感染者)のゴミをまとめる、着替えをまとめる等。袋を閉じて、家族に渡すようにしていた。
複数の体温計
感染者用と家族用に分けて使う。なぜかうちには2つあったので、自分用に1台占有していた。
温湿度計★
発熱すると、部屋が暑いのか自分が熱いのか分からなくなるので、客観的なデータが見えると安心。30℃近くなると冷房付ける、ある程度室温が下がると空気清浄に切り替えるようにしていた。
バスタオル複数枚
熱があるせいか、寝ている間にすごい汗をかくので、バスタオルを敷いた上で寝ると少し快適になる。
容量1リットルのマイボトル
薬局で薬剤師さんから「水分補給をしっかりね」と言われたこともあって、元々もってた1リットル入るボトルに水かお茶を入れて、部屋に持ち込み、コップに移し替えながらちょいちょい飲む。1日のうちに最低でもこの1リットルは飲み切る目標が可視化されてよかった。
のど飴★
基本的には処方された薬を飲むが、後半戦では喉の激痛に襲われるための飴ちゃん。気休めかもしれないが、喉の痛みがマシに感じた。私はヴィックスを愛用。薬との飲み合わせを考えるとのど飴(≠医薬品)が安心。
うがい薬、のどスプレー★
これも後半戦の喉の痛み対策。うがい薬よりものどスプレーがおすすめ。うがい薬だとうがい後の洗面台の掃除が要るが、のどスプレーなら感染者専用にできるので感染拡大のリスクを減らせる。
ビニール手袋
感染者と家族の物の受け渡しや掃除の時に便利。
あったらよかったもの
用意しといたら良かったなぁと感じたものです。
ボディーシート
シャワーもお風呂も入れる状況じゃなかったので、簡単に拭けるシート的なものがあると気持ち的に快適に過ごせる。
メガホン、ホワイトボード、呼び鈴
体調悪くなると大きな声も出せないので、家族(うちの場合は聴力弱めの母親)との意思疎通が難しい。伝わらないのは結構メンタルにくる。声が出るけど声量が落ちてるならメガホンで届けやすく。声が出ないなら、ホワイトボードに書いて伝える。家族LINEでやり取りできるなら、それでもOK。うちは父親はLINEを使いこなしてるが、母親はLINE使いこなせていない&聴力弱めなため、意思疎通に苦労した。
使い捨てのトレー、皿
感染者の食事を皿にのせて渡して終わったら、手袋・マスクして洗うのはリスキー。使ったら捨てられる皿やトレーがあると家庭内感染のリスクを減らせるし、感染者も気がラク。
闘病記メモ
メモ程度なので、体温がどうで、何食べて、どうしていたかレベル。
〜0日目まで
週末の土曜は、知人と梅田のカフェで近況報告会的なことをしていた。この時にいたカフェが初めて入ったところで、同じスペースになんかのサークルの集まりみたいなのがいて、結構混雑。今思うと、ここでもらってきた可能性が高そう、あくまで推測ですが。
日曜は、地元からは出ずに、いつものホットヨガのみ。少人数のクラスでまったりと受けた。
祝日月曜は、地元からは出ずに、オンラインでキャリコンの集まりに参加。
0日目(火曜)
朝起きると、ちょっと喉に違和感があったが、口開けて寝てたかもレベルだったので、在宅勤務開始。
昼、ランチを食べた後、異常な眠気に襲われ、仮眠し、13時から仕事再開。
15時ごろ、身体がふわふわする気がして、体温計測、37.1℃。
上司にチャットを打って、16時に退勤し、そのまま近所のかかりつけ医(耳鼻咽喉科)へ。病院で測ると37.5℃。ここは事前連絡不要であることは確認済み。
17時ごろ、検査の結果、コロナ陽性であることがわかる。今日を0日目とカウントして、5日目までは家庭内隔離しておくように言われる。対処療法的な薬(≠コロナ専用治療薬)をもらって帰宅。
今週中のプライベートの用事等のキャンセルの連絡を送る。知人から「こっちは大丈夫。最近また増えてるらしいから、ゆっくり休んで。」と言われて、ちょっと安心。
19時、ドーナツを食べて薬を服用。寝るが、夜中に何度か起きる。熟睡はできず。
主な症状は、発熱、倦怠感、喉の痛み(軽度)。
1日目(水曜)
仕事は休んだ。
朝、37.5℃。とにかく身体がダルい。フルーツの缶詰を食べて、薬を飲む。まだ喉はそこまで痛くない。
昼、37.9℃。解熱剤を飲んでいるが、あまり下がらない。家族に買ってきてもらったおにぎりを食べて、薬を服用。
夜、36.9℃。自分にしてはまだ高い体温。横になる時間が長くて身体がダルいのか倦怠感なのかよく分からなくなる。何食べたか忘れたけど、何か食べて薬を飲む。
身体のダルさ・倦怠感はこの日がピーク。
2日目(木曜)
仕事は引き続き休んだ。
朝、36.5℃。ちょっと身体のダルさが軽減。普段よりは高めの体温だがマシ。喉が痛い。声が異様に低い、かすれたり出なかったりする。ヨーグルトを食べて、薬を服用。解熱剤は飲まず。
昼、体温忘れた。とにかく喉が痛い。何食べたかは忘れたが、何か食べて薬服用。
夜、体温忘れた。ドーナツ食べて薬服用。
夜中、汗をかきすぎて一度起きて、全部着替えた。
喉の痛みはこの日がピーク。
3日目(金曜)
仕事は今日もお休み。
朝、36.4℃。普段よりは高め。身体のダルさよりも、圧倒的に喉が痛い。ヨーグルトを食べて、薬を服用。
昼前、首周りが熱い気がして、検温したところ、37.1℃。水分をたくさん取りつつ、解熱剤服用。
※部屋が暑かった説ありそう。
昼、36.9℃。温湿度計を見ながら、冷房の切り替えをしているが、ずっと似たような室温の環境にいるせいか、自分の体温調節機能が怪しい気がしてくる(医学的根拠無し)。なんか熱っぽい気がしてきて、冷房を少し効かせつつ検温したところ、36.5℃。よくわからん。小さい冷やしうどんを食べて薬を服用。
鼻水と痰がよく出るようになる。箱ティッシュとゴミ袋をすぐ近くに完備。
夕方、また熱っぽい気がしてきて検温するも36.2℃。いよいよ自分の体温感覚が分からん。
夜、茶碗蒸しとチーズ蒸しパンとスイカを食べて、薬を服用。喉の痛みが落ち着いてきたからか、ものが食べられるようになってきた。
とても声が低くなった。
4日目(土曜)
夜中はほぼ起きること無く寝ていられた。
朝、35.2℃。いつもの朝の体温になった、安定の低さ。寝汗もあまりかいていない。喉の痛みはかなりマシになった。スイカとミルクパンを食べて、薬を飲む。
昼、家族に買ってきてもらったおにぎりとだし巻きのセットを食べて、薬を飲む。体力がすごく低下していることに気付いて、寝転がって自転車こぎをするとか、月のポーズをするとかして、ちょっとずつ身体を動かそうと試みる。
夕方、気づいたら寝ていた。やっとちゃんと眠れた気がする。
夜、白ご飯少しと家族が買ってきたおかず少し(山芋焼きと鱧の湯引き)食べて、薬を飲む。
5日目(日曜)
ほぼ熟睡できた。
この日以降は体温測定をしていない。
起きたのはほぼ昼。
昼、家族に買ってきてもらったサンドイッチを食べて、薬を飲む。食欲は戻ってきたが、あっさりしたものしか口が受け付けてくれない。チラシでカツ丼とかを見ても、見ているだけで胃もたれがしてくる。
夜、何食べたかは忘れたけど、何か食べて最後の薬を飲む。
鼻声っぽいが、だいたい声は戻ってきた。
6日目(月曜)
仕事に戻った。隔離生活も終了。
朝、スティックパンと野菜ジュースを飲んで、仕事を始めた。
同僚たちも体調が優れない人が多く、ミーティングで咳き込む人がいたり、離席する人がいたりする。コロナやコロナ以外の何らかの不調の人が多い模様。
昼、コンビニで小さい冷やしそばを買ってきて、食べた。引き続きあっさりしたものだと受け付けやすい。
夜、昼に買っておいたおにぎり(鮭)とサラダ、さつま揚げの小さいものを食べた。
以降は通常生活に戻った。
7日目(火曜)~
若干鼻声で鼻詰まりがあったが、発熱無し・喉の痛み無しで経過。
翌週からホットヨガ再開。レベル緩めのところから通い始めています。
翌々週になっても鼻詰まりが改善しないので、再度耳鼻科受診。副鼻腔炎との診断で、引き続き投薬治療中。鼻詰まり以外は問題無し。
感染者の心の持ち方
罹ってもうたもんはしゃーないので、なるべく気楽に過ごす。とにかく体力使わない。
難しいことを考えない。眠れなかったら、横になってYouTubeでも観るか聴くかでもしてぼーっと過ごす。
“熱っぽいかも”とか“暑い”とか自分の肌感覚を信用しない。体温調節が上手くできなくなってる気がする(医学的根拠無し)ので、客観的データ(温湿度計や体温計)に基づいて判断すること。
同居家族に伝えたいこと
感染者本人が一番しんどいので、とにかくほっとく。でも、何か言われたら対応できるように、感染者の反応のレベルに変化が無いかどうか、アンテナは張っとく。感染者の容態の急変に気づくため。
普段のテンションで雑談や冗談を飛ばすのは控える。感染者は反応できない&冗談を聞いても体力的に疲れるだけ、感染者の体力は治癒に全振りさせること。
「ちょっと熱っぽいかも」と言っただけで「コロナ?」とか言わない。医者でないのなら、病名は付けられないはずなので、冗談でもそういうことは言わない。病は気からじゃないけど、体調優れない時はダメージになるだけ。
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