Raの夏休み 2024
帰省で北海道へ
夫の帰省に同伴して定期的に北海道旅行を楽しんでいます。義実家を拠点に観光に出かけるスタイル。
史上最高に多忙を極めると覚悟していました。夫婦でやりたいこと全てに体力が必要。
どのみち全てを楽しみたい！国内でも貴重な”涼”を求め、意気揚々と新千歳へ飛んだのでした。
想定以上に暑過ぎ
千歳〜苫小牧が暑い！毎度のこと”湿度は低いが日差しが強さ”を感じます。
逆に寒さ対策の加減がさっぱりわからず、パッキングの中で一番悩んだところでした。
とりあえず、北見・網走方面での軽めのキャンプと車中泊に備えて防寒着は用意しました。少し綿の入ったブルゾンと薄手のヒートテック。実際温泉に入って、この装備と暖かい寝袋で一晩いけました！
失敗したのは家でのパジャマ。備えあれば憂いなしの精神が働きまくり、薄手の長袖スウェット・厚手の半袖Tシャツを多めに持っていきました。長袖に至っては一切着ない上に荷物から全く出さず。無念。夫のハーフパンツ借りたり、部屋でブラトップになったりで凌ぎました。
義実家にはエアコン無し！数日真夏日があっても扇風機でどうにかなっていたけれど、近年暑い日が続くし導入検討中の空気は漂っていました。
野外よりも家の中でやたらボディシート使いまくる。拭いたやつ毎回ブラの中入れて、ずっとスースーさせてた。
夜は多少冷えるとわかっていても、眠りに入るときは暑い。寝る直前まで遊んでいるとまた汗をかく。普段エアコンフル稼働で生活している軟弱者(の毛穴)にとってはしんどかった。両腕に謎の酷い汗疹だか蕁麻疹が出た…
鬼の旅程
先に断っておくと、旅程を考えたのは北海道出身の夫です。本州育ちの私が無謀な計画を立てたわけではありません。黙認はした。
家族のイベントの日程とか、いつなら出かけてOKとか全部連絡お任せで組んでもらったという経緯もあります。
夏休みの醍醐味：エゾタヌ巡り
旅程でお気づきでしょうが、「おびひろ動物園行くならそのまま北きつね牧場にも行っちゃおう！」「家族みんなで旭山動物園にも行こう！」という勢いがありました。とにかくエゾタヌいる施設行けるだけ行った。
おびひろ動物園
たぬ担お兄さんによるご飯前のガイドエゾタヌガイドを聞けてHAPPY！たくさんの親子連れで賑わっていました。タヌキは素通りされることが多いし、気に留めてくれるだけでもなんだか誇らしい。エゾタヌこんなにかわいいことだけでも覚えて帰ってくれ…の気持ち。ご飯が中にセットされると徐々にお客さんが減り、撮影し放題タイムが発生。しろとあめ、元気だった。
あんちゃんが亡くなって寂しいけど、新たにはなちゃんという子が保護されていました。疥癬、早く治るといいね。
動物園に直接お金を払って応援したいので、オリジナルグッズ購入。ガチャの調子悪くて、従業員さん3人くらいで対応してくれました。ありがとうございます。
北きつね牧場
以前行ったときにはポンタ健在、まるぽこはまだ赤ちゃんでした。大人のまるぽこ見られてよかった。同じ方向向くとそっくり過ぎて、「本当にコピペだ…」と思っちゃう。
ぽんちゃんはめちゃ癒やし。座り方かわいいけど、おばあちゃんだからね、後ろ足が悪そうでした。長生きしてね。
タヌキ達が放たれるのは開園前の朝だけだよ〜とおじさんが説明していました。ガラス越しではあったけど、近くでよく見れて満足。しゃがんではいけないというルールがあり、撮影の難易度は高め。
もちろんきつねも見ました。が、以前蔵王きつね村で「肉食獣の大群と同じ空間にいるのやばくない？」と気づいてから距離を取りたい派です。荷物とか服とか気にしながら歩いた。木のてっぺんで丸くなっているやつ、凄かった。
旭山動物園
春にうみが出産し、こたろうと育児をする姿をXで見ては泣いてました。情緒がもたない。うみはおびひろで保護された真っ黒BABYのころから知っているので、余計に。大きくなって立派に次の世代を育てている…なんだか親戚の人のような気持ちで見守っています。
そしてもうBABYとは呼べない程に大きくなった子ども達を見て下さい。皆健康に育ってくれてありがとうね。この世界のどこかには君達に心を救われている人がいるよ。
我々は痛恨のミスを犯していたことに気づきます。閉園時間直前にそら、じろう展示エリアの存在を知る。じろうは巣穴で寝ていて写真なし。また会おう！
弾丸で網走・知床方面へ
早々に北見を後にした我々は、タイトなスケジュールなのにも関わらず網走刑務所へ。急いで見たので全然展示物読めなかった。推しの色紙見て、お土産買って退散。こんな足早に去るお客も少ないだろうに…。次回はしっかり滞在して勉強したいので、リピ確定です。
そこからは一般人が行ける限界の相泊まで行ってみた。一応北方領土をうっすら目視で確認して、便宜上日本最北東端地まで到達。知床岬を通ったけどヒグマには会わずに済みました。帰り道に釧路により、湿地かソーラーパネル地帯がデカ過ぎて真っ暗。周囲に照明の無い道、闇の中みたいで怖かった。東北、どこかしらは明るいんだなと思ったり。
BOOKOFF巡り
青と黄色の古い看板、取り扱いは書籍・CD・DVD(一部Blu-ray)・レコードのみ。そんな店舗が札幌にはいくつかありました。ヴィンテージコミックや状態の良いレコードを置いているのがワクワクする。我が家では手塚治虫・水島新司作品を収集中で、とても重宝しました。世代ど真ん中の父と行ったら楽しいだろうな。
突然鳥獣戯画展へ急いだ日
発端は苫小牧市美術博物館
ゴールデンカムイのキロちゃんの色紙と煙草入れを見るべく行きました。ここが結構楽しくて、アイヌ民族に関わる資料も多いです。衣類と装飾品が多くて見入ってしまった。
入場時間に間に合うかは賭け
大満足で展示スペースを抜けた先で各地のイベントポスターが目に入りました。あったのです、国宝鳥獣戯画 京都高山寺展のポスターが。北海道に鳥獣戯画の原画が来ている！？夫婦揃って好きなもので、ポスターを見た瞬間「札幌へ行く」スイッチが入りました。
札幌へ向かう決断を下したのが14時過ぎ。最終の入場時間までにギリギリで着くか着かないか。それでも頑張って行こうと、高速で向かいました。途中通行止めと渋滞をくぐり抜け、駐車場から受付まで走り、本当にギリギリで入場を果たしました。
とにかく甲乙巻を目に焼き付ける
甲巻は複製原画でガラスの仕切りなしでじっくり見ることが出来ました。
グッズの多いこと！一生迷いそうになったけど、公式図録と風呂敷などを購入。帰宅後にじっくり読んでいます。
子供達と過ごすということ
らーてるには小2の甥っ子、年少さんの姪っ子がいます。お互い遠方に住んでいて長い休みにしか会えないからこそ、一緒にいる時間はたくさん話して遊んであげたい。思い出に残っていたい。爪痕、残したい。案外夫婦の予定が多くて、遊んだトータル時間は少なく感じました。予定通りいかなくてごめんねって場面もあって。でも、つきっきりだと疲れきって何も出来なくなりそうなくらい、私は体力が無い。もっと健康でお金に余裕のある(自称)The Best Auntie in the worldになりたいな〜貢ぎたい～
彼らには無限のエネルギーを感じる。モリモリご飯を食べ、身軽に動き回り、色々なことを考えて遊びを作り出す天才。何の番組で耳にしたんだろう？母が我が子のことを”愛の嵐”と表現していたのを思い出します。まさにその通りだと思う。
自称大人しめキッズだったこともあり驚くことも多いけど、徐々に人格が形成されている過程を追えるのは貴重で興味深い。この先どんな風に成長するのかな。
子供と過ごすと脳が活性化してそう。身体を動かす他にも、普段は使わない部分を働かせている感覚があります。大人相手では発動しにくい注意力とか話し方を変えたりとか…そういう類の。あと、愛おしさで急に泣けてくる。Taylor SwiftのNever grown upが脳内BGMに設定されてる。
私のかわいい甥っ子と姪っ子。次会う時も、驚く程成長してるんだろうな。いつまで自分と一緒に遊んでお話してくれるかな。自分が叔父や叔母に可愛がって貰ったように、愛情を注げられればいいなと思うのであった。
セイコーマート何でも美味い
HOT CHEFラブ。ホットスナックと温かいお弁当が美味しい。100円台のミルクキャンディーとか、梅ソーダもお気に入り。お店で焼いたパンも美味しい。滞在中のコンビニはほとんどセイコーマートにお世話になりました。各都道府県に1店舗くらい展開出来ませんか。
まとめ
ここまで読んでくれてありがとうございます！
あまり観光の参考にはなりません。
毎度のこと感じるのは、北海道デカすぎ。食べ物美味しすぎ。最高。
晴れた日は最高にカラリとした空気がおいしかった。気分が軽い。道東ではしっかり”避暑”できた！
遠出は欲張り過ぎた感があります。近年、訪れる施設はゆっくり展示見たい派になり、1件あたりの滞在時間を伸ばしたい。移動を考慮するともっとゆとりをもちたい。それはそうとして、初めて行く場所が毎回あるって楽しいです。
一人の自由時間があったらどうするかな〜と考え中。夫が友人と会うとか、そんなイベントが発生すればふらりとどこかに行ってみたい。知らない場所の方が多いから、適当にカフェに入るだけでも楽しそう。
エゾタヌ達にお金を落とせて満足。
