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subarasikiai
Justin選手の獄中ノート③
令和5年3月11日
『私が考える再犯防止策』
私は物欲や、快楽を得ること、また苦痛などの不快を避けることに捉われることなく、自分の決めた理念や目的のために、感情を有効にコントロールする術を心得ています。こう言った特徴はこの環境(注 刑務所)では珍しいらしく、複数の職員から「特殊すぎる」「なんでこんなとこに居るの?」などと言われたことからも、それは事実なのだと思います。私は自身が戦略的な理由なく再犯を犯す可能性はないと確信しています。詳しいロジックは主題から逸れるので省きますが、「再犯する必要がないから」の一言に尽きます。
さて、日本で犯罪を犯す人の大半は再犯です。それは何故か?私が再犯しないものと仮定すると、犯罪者の多くが、私に備わる上記の様な特徴を持っていないからではないでしょうか?つまり刑務所や社会にそういった特徴を獲得させる機能が欠けていることがポイントです。刑務所は、とりあえず就職させることに主眼を置いている様に見えますが、それで大きな成果が得られたでしょうか?仕事をしている人の犯罪率が何故低いのか、分析が足りない様に思います。私から見ると、受刑者も刑務官も「主体的に生きていない」という特徴は共通です。これでは正確な指導ができるはずがない。まずは刑務官の教育を見直し、彼らに主体性を獲得してもらうのが、再販防止策の最も重要な一歩目ではないでしょうか。