岸田総理、移民を舐めたらあかんですよ!!【先進国家が失敗したグローバル化と保守の狭間!!】
皆さん、こんにちは
お元気ですか?
ラスベガスも毎日が猛暑です。
体に堪えます。
何年住んでも、この暑さはちょっと慣れることができません。
暑い期間は3か月間だけだからと自らに言い聞かせますが、まだ3分の1を過ぎたくらいですね。
何とか、猛暑を越えていきます。
今日は、一番上の息子が歯医者に行ってきました。
たまに子供の歯を磨いて上げるのですが、いつも行っている歯医者の定期検診が終わった後に歯を磨いてあげてると黒い点が奥歯にあるのを見つけました。
そして、医者に行くとこれは虫歯だから処置しないといけないと言われ、一か月後に行くことになりました。
レントゲンを撮ったのに、虫歯を発見できませんでした。
アメリカは、なんでも雑に物事を処理します。
虫歯を治療することになりました。
診察の日は、朝ご飯を食べてはいけません。
そして、薬を飲んで、Laughing Gasを吸わされるそうです。
これは、一酸化二窒素で吸入して、筋肉の痙攣を抑えるそうです。
もうすぐ6歳になる息子ですが、完全に薬漬けにされてしまいました。
私の妻はアメリカ人で、かなり慎重なので彼女なりに調べたりしていましたが、私の子供のころに比べると本当に現在は違うんだなぁと思います。
しかし、少し文化の違いも感じます。
今の日本の歯医者の状況は知りませんが、ここまでするのでしょうか?
アメリカは、訴訟社会だから、子供のためというよりもビジネスを継続し、訴訟されないためのような気もします。
私は、移民なのでこのような文化の差は慣れているつもりですが、今でも驚かされたり、考えさせられたりすることも多いです。
母国の観点から理解する生活習慣と異国の生活習慣のバランスをとることは、旅行だけでは分からないものもあります。
生活習慣には、その国の宗教や言語、気候、食べ物などなど多くのものが複雑に絡み合っています。
そんな中で、このような記事を読みました。
岸田総理がこんなことを言っているそうです。
「アラブ首長連邦は、人口1000万人ですが自分の国の国民は100万にしかいない。900万の外国人と共生している。」
「日本も外国人と共生する社会を考えていかなければいけない。」
ちょっと驚きです。
ずっと外務大臣をやっていた人の言葉とは思えません。
移民の事情を全く知らない人の言葉です。
私も移民の立場だから、この事はよく分かります。
移民を入れすぎたら、その国の文化や伝統は壊されます。
これは間違いありません。
西欧の先進国家は、このグローバル化による移民の扱いを甘く見たから、どんどんの国力を衰退させています。
その反面、移民を強制的に、ある面奴隷のように階級を完全に明確にさせて、政策を行っているのが中東諸国であり、中国でもあります。
先回の中東のカタールで行われたワールドカップは、会場を建設するためにかなりの投資がありました。
しかし、労働者は移民です。
中東は、王族が支配する国ですから、このようなことが可能なのでしょう。
岸田総理は、日本がこのような国々と同じようになればいいと思っているのでしょうか?
まず、無理です。
生活習慣が完全に違うのですから…
大体、最初の民主主義が行われたギリシャであっても、奴隷制の上に成り立った共和制です。
ローマ帝国も奴隷を雇っていました。
表現の自由や言論の自由を誇り、そのもとに民主主義国家を築いたアメリカでさえも、最初は黒人を奴隷として扱い、売買していました。
そして、第二次大戦が終戦してから20年以上経って、黒人が少しづつ解放されていきました。
しかし、労働者が必要ですから、それを補うために中南米からの労働移民を受け入れ始めました。
彼らも自由を得れると思い、またアメリカも自由の国だからと言ってたくさんの移民を受け入れました。
今では、どこに行ってもメキシカンだらけです。
私は移民だから、何も言う立場にありませんが、白人の人々は嫌悪している人も多いです。
実際、彼らがいなければアメリカの社会は成り立っていきません。
暑い中で、長そでを着て外で働いている人々はほとんどがメキシコ人です。
そして、彼らがお金を稼いでも、アメリカのデジタル社会は複雑です。
マイナカードのような、ソーシャルセキュリティーナンバーというものがアメリカにあります。
これがなければ、アメリカでは何もできません。
このナンバーを取得するのは以前は簡単でした。
働いている人たちもいい加減で、カリフォルニアなど移民ばかりですから不法移民でも簡単に取得できました。
しかし、これが難しくなり、何をするにも複雑になったのは、恐らく911同時多発テロ事件が起こってからだと思います。
アラブの移民がアメリカの誇りを完全にぶち壊しましたからね。
あれ以来、アメリカの政策も完全にテロ対策になりました。
そして、テロと戦争をすることで、国力を衰退させていきました。
移民と一言に行っても、貧しい国からの移民と日本のような豊かな国の移民は違います。
貧しい国々からの移民は、何かいつも心に一物を持っています。
虐げられた歴史って、本当に恨みになります。
このような記事もあります。
アメリカの労働人口が、かなり激減しいるので移民でさらに労働人口を増やすか、アメリカが崩壊していくか?
選択に迫られていることが書かれています。
2040年までに、6百万人の労働人口が減るそうです。
日本もかなりマズいです。
これは朝日新聞の英語版です。
2070年までに、人口が8千7百万人になるそうです。
その中で、外国籍の人々が10パーセントになるそうです。
そして、65歳以上の方々が約40%だそうです。
世界は、本当に変化していっています。
先進諸国の人口はどこも激減していっています。
人口が増えているのは、どこの国々か調べてみると、こんな感じでした。
シリア、南スーダン、ニジェールなどなど紛争地域、中東、アフリカなどなどの国々です。
「先のものが後になり、後のものが先になる。」と聖書にある言葉を思い起こさせます。
私の長年の友人のアメリカ人から連絡があり、長い時間電話でお話をしました。
彼が言っていた印象的な言葉として、「今度の選挙で、アメリカの最後が決まるかもしれない。」と話していました。
彼は白人で、建国の父の血統を彼の母親が引き継いでいると誇りを持っている人です。
彼とはいろいろと今まで論争してきましたが、ちょっと今回はトーンが違います。
最後とはどのような意味だったのかいろいろ考えてみました。
アメリカが移民の国として、完全に崩壊していく道を選ぶことになるのか?
それとも、選挙の結果から内戦へと進んでしまうのか?
アメリカが50州が一つの国として形成していたのが、分裂していくのか?
いろいろ考えられます。
どちらにしても、アメリカの内政はかなり不安定です。
アメリカやヨーロッパなどを見ると、グローバル化していった結果として内政にグリップがきかなくなったことがよく分かります。
グローバル化していく国際社会なので、国境をもっと開けと圧力がかかっているのでしょうが…
日本って本当に国民国家のモデルの最後の砦のように思えます。
日本の財政が破壊され、文化が破壊されたら、今までの国民国家は終焉するでしょうね。
これをどのように守り、負のスパイラルから抜け出せるのでしょうか?
やっぱり、楽してはダメですよね。
簡単な労働力を使ったしっぺ返しは、取り返しのつかない痛手を受けて、国家が崩壊するくらいであることは西欧社会が教えてくれました。
岸田総理、大丈夫でしょうか???
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