Justin|マーケター

外資メーカーでマーケティングをしてます| 若手ビジネスパーソンの方々にとって役に立つ情報を発信できれば

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最近の記事

【シェア10%以下のブランド担当者必読】弱小ブランドがジャイアントキリングを起こすためのマーケティング戦略

シェア10%以下の弱小ブランドを担当していると、予算が無い、環境が整ってない、商談では得意先・ライバル会社に舐められ、オンライン上でも大手の運営するサイトに押しやられ…やるせない思い、肩身の狭い思いをする事も多いのではないでしょうか。 トップシェアのブランドを担当出来れば鼻が高いし、誇りをもって仕事ができるんだろうなぁと羨ましく思う事もあるのではないでしょうか。 かくいう私は、現在消費財業界で、市場シェア3%のとても小さなブランドのマーケティング担当していますが、今のブラ

    • 【書評】ブレストでは最高のアイデアは生まれない「THINK BIGGER 『最高の発想』を生む方法」

      久しぶりの書評は、今年最初に読んだ、「THINK BIGGER『最高の発想』を生むための思考法」です。 マーケティング施策のアイデア出しに行き詰まって悩んでいる時に、書店でふと見つけて手に取りました。 この本を読めば、天才の特権だと思っていた、最高の"ひらめき"を誰でも生み出す方法を学ぶことが出来ます。 筆者のシーナ・アイエンガーさんはコロンビア大学ビジネススクールの教授で、経営思想界のノーベル賞「Thinkers50」に4度選出されています。前著『選択の科学』はベスト

      • マーケターに必要なスキルリストを作ってみた【7つの専門スキルと3つの一般スキル】

        このnoteは、外資系マーケティング企業で確立されている、マーケターに必要なスキルリストを、自分なりに定義し直してまとめたものです。 僕は昨年、念願だったマーケターへの転職に成功したのですが、何社も面接を受けては、「実務経験が不足している」「経験のある領域が限定的」という理由で不合格になる日々が続いていました。 その度に「足りてないスキルはなんだろう」「今の会社でどんな経験を積めばいいんだろう」と思い悩み、自信を無くしていました。 このnoteは、マーケターへの転職面接

        • マーケター1年目に読んでよかった2023年ベスト本

          2023年お疲れ様でした! 今年は念願だったマーケターとしてのキャリアをスタートさせ、新しいことだらけの慌ただしい1年でした。 そんな中でも、読書はやはり心を落ち着かせてくれるとともに、悩んだ時の考え方の指針となってくれました。 特に、今年は新しい職種で1から学び始めないといけないことばかりで、マーケティングの実務に関する本を読み漁りました。 今年はTwitterもnoteも完全にサボってしまってましたが、今年のベスト本を紹介させていただきます! 4Pはなぜ4つなの

          【書評】2つの思考と2つのスキルで問題解決のプロになる「問題解決プロフェッショナル」齋藤嘉則著

          先日会社の総務部から「オフィスで害虫による被害が発生しています。引き出しにお菓子などがあると害虫が来る原因になります。出張のお土産など、余計な習慣は無くしていきましょう。」というメールが来ました。 思わぬ着地点に、メールを読みながら「そこ!?」とツッコミを入れてしまいました…笑 日々仕事をしていると、大なり小なり毎日のように何かしら問題が発生します。むしろ仕事 = 問題を解決することといってもいいかもしれません。 本日ご紹介するのは、コンサルタントの齋藤嘉則さんによる著

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          2021年 読んでよかった最高の本5選【自分の行動・考え方を変えてくれた本】

          2021年は人生で初めて転職を経験するなど、変化の大きな1年でした。 新しく学ぶこと、適応しなければいけないことが多く、気づいたらバタバタと2021年が過ぎ去ってしまった感覚です。 そんな中でも高校時代からの習慣である読書はコツコツ続けており、自分の行動や思考の軸を日々アップデートするよう心がけています。 今年も自分の考え方や明日からの行動が変わるような本に出会うことが出来ました。 今回は2021年に個人的に出会えてよかった本を皆さんにシェアさせていただきます! 今

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          【書評】未来を語るためのファイナンス「実況!ビジネス力養成講座 ファイナンス」石野雄一著

          最近、パーパス経営やESG経営などという言葉を多く目にします。 企業は自社の利益だけでなく、企業価値そのものを高める事が求められますが、普段業務を行う僕たちにとってはこういった目に見えない概念を意識して働く事は難しいです。 ファイナンスという道具は、この目に見えない企業の意思を数字として表し、皆さんやステークホルダーに示すことを可能にします。 私たちもファイナンスを学ぶことで、自分の会社が今何を考えていて、これからどこに向かおうとしているのかを知ることが出来るようになり

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          【note書き初め】羽を得た去年、飛び方を覚える今年

          あけましておめでとうございます! 元日は家族のマシンガントークと出される飯の無限ループ処理で疲弊しています。早く自分の家でゆっくりしたい…。 去年も多くの方にnoteを読んでいただき感謝しています。今年はもっともっと皆様の琴線に触れる記事を書けるよう頑張ります。 note書き初めとして、2022年の目標を5つ立てました。 去年は人生初めての転職・リモートワーク・資格取得…と、変化の多かった1年でした。こちらが1年の振り返りツイートです↓ 2022年の目標・キャリアの

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          脱・ユニクロにおすすめなメンズファッションブランド【プレゼントにもおすすめ】

          Youtubeでファッションを検索するとユニクロ・GUのアイテム紹介が死ぬほど出てきます。 「新作〇〇が最高すぎた!」「△△とのコラボアイテムが史上最高のクオリティ!」みたいな。 確かにめっちゃクオリティ高いしコスパも最高で、僕もユニクロの服はめっちゃ持ってます。(仕事用なんかはほとんどユニクロ) ただ、あくまでもこれは「失点しないファッション」です。 プライベートではもう少しオシャレな服を着てみたい!と思う人もいるのではないでしょうか? 実際、値段が高い服は素材感

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          【書評】文系がいなければイノベーションは生まれない「FUZZY-TECHIE(ファジー・テッキー)」S・ハートリー著

          「文系はオワコン」  テクノロジーが世界を激変させている今、文系の肩身はどんどん狭くなっています。   日本は国立大学の文系学部に対し、規模縮小や統廃合を求める一方で、プログラミングの必須化など理系教育の充実化を進めています。  しかし、テクノロジーの力でイノベーションを起こした起業家の多くが、実はビジネスの着想を文系科目から得ていたことが明らかになっています。  今回ご紹介する「 FUZZY-TECHIE(ファジー・テッキー) 」では、「テッキー(理系)」の技術と「

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          【書評】自分より"頭がいい人"に勝つ方法「あの人はなぜ東大卒に勝てるのか」津田久資著

          「周りをアッと言わせるようなアイデアを生み出したい」  「会議でキレのある発言をしたい」 「提案で上司を唸らせるような提案がしたい」  毎日仕事を頑張っている皆さんは、このように思うことが多いのではないでしょうか? 本日ご紹介するのは、東大法学部を卒業し、ボストンコンサルティングや博報堂で数々のコンサル業務をこなしてきた津田久資さんの、「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか―論理思考のシンプルな本質」です。 この本には、会社のライバルや同業他社に勝つための「論理的思考力」の

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          【書評】役に立つ哲学の学び方「武器になる哲学」山口周 著

          僕が初めて哲学に出会ったのは高校生の頃です。 図書室にあった「ツァラトゥストラはかく語りき」というメンヘラ臭満載のタイトルに目を奪われ、借りて読んでみました。 もちろん内容を理解できる訳もなく、返却期間まではアクセサリーとして女子の前で表紙が見えるように持ち歩くだけでした。 大学生になりもう一度哲学を勉強したいと思い、ラッセルの「哲学入門」、大井正さんの「世界十五大哲学」、小川仁志さんの「哲学用語辞典」などを読み漁り、哲学に触れているというナルシズムだけは立派に育ちまし

          【書評】役に立つ哲学の学び方「武器になる哲学」山口周 著

          頑張らなくても成果を上げる人が意識している事

          「頑張る」という言葉が嫌いです。 言い換えれば、頑張る事が無条件に美徳とされる風潮が苦手です。 一方で、仕事でもダイエットでも勉強でも、成果を出す為には「頑張る」必要があります。 僕は「頑張る」には2種類あると思っています。 それは ・積み上げる頑張り ・傾きを上げる頑張り の2つです。 「積み上げる頑張り」というのは、いわゆる頑張るって事です。(CV. 小泉進次郎) 「傾きを上げる頑張り」は下の図で説明することが出来ます。 横軸を「頑張り」、縦軸を「成果」

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          転職の合否は応募者の能力以上に内部事情に左右されるよという話

          「残念ながら今回はお見送りとさせていただきたく存じます。」 僕は転職活動中にこの文章を目にする度に、自分の能力・キャリアの至らなさを痛感し、自己嫌悪に陥っていました。 どの会社を自分を採ってくれないんじゃないか、今の会社に居続けるしかないのか…。 気づいたら10円ハゲが3つ出来るくらい追い込まれていました。 しかし、転職の採用基準はその人の能力以上に内部事情によって決まるものだという事を知りました。 転職で不採用くらっても、全く落ち込む必要は無いし、めげずにどんどん

          転職の合否は応募者の能力以上に内部事情に左右されるよという話

          【書評】令和は統計を知らないとカモられる「統計学が最強の学問である」西内啓著

          統計リテラシーの無いものがカモられる時代がやってきた これは本日ご紹介する「統計学が最強の学問である」の第1章のタイトルです。 例はVUCAの時代と言われています。この時代を生き抜くためには、データから確率的に物事を考える力が必要です。 ※VUCA…未来の予測が難しくなる状況のことVolatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguityの頭文字 統計リテラシーがなければ、あの手この手でミスリードを誘う情報の波に飲まれて、自分にとって正しい

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          【書評】〇〇を見て働く人だけが生き残れる「転職の思考法」北野 唯我著

          どうも、Justinです。 本日は、全ての迷えるサラリーマンにとっての聖書をご紹介いたします! もう十分有名すぎる本ですが、北野唯我さんの「転職の思考法」です。 この本、タイトルに「転職」がついていますが、転職を進めているわけではありません。 目指すのは、どこでも働ける力を身につけ、会社から自由になる事です。 本書でも、退職願を胸ポケットに入れて出社した時に初めて、上司にNOと言えたというエピソードがあります。 今の会社が潰れても食べていけるかどうかは、「上司を見

          【書評】〇〇を見て働く人だけが生き残れる「転職の思考法」北野 唯我著